小ネタの部類に属しますが、8月31日に都バス春江町終点跡に行ってきたときの写真をご覧に入れます。
既にこの場所は、路線廃止前の平成24年5月と、廃止直後の平成25年7月に訪れていますが、前回の訪問の際、お隣の公園に飲み込まれるのでは…と思っていましたので、本当にそうなったのか、確認したかった次第。

葛西駅から京成バス「小76」に乗り、瑞江斎場前で下車。そして春江町終点へ歩きます。
すると、前回とはそれほど変わっていない光景が迎えてくれました。


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この看板も廃止前のまま

この看板が残っていたことにも、管理人は少なからず驚きましたけどね。まだあるのかと(^_^;)

そして乗り場はこのとおり↓


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これも昨年のまま

昨年の時点ではこんな感じ↓


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変わっていないですね(平成25年7月に撮影・以前の記事から転載)

まだ施設が撤去されずに残っているのは、何か訳があるのでしょうか。公園の土地と所有者が違うとか。その辺は、よそ者にはわかりません。


平成24年のGWに訪問した際にあったコンビニは、その後閉店し建物だけが残っていましたが、今回見たらその建物すらも取り壊され、完全に更地になってしまいました。


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建物が消えた!

もっとも、ここの至近距離の場所にコンビニがありますから、不便はないんですけどね。
ちなみに、昨年7月にはこうなっていました↓


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建物と、降車専用のポールは残っていた(平成25年7月撮影・以前の記事から転載)

感想。
まさかここまで残っていたとは。その一言に尽きます。バスは鉄道と異なり、路線が廃止されてしまうとその痕跡は急速に失われていくものですが、路線廃止1年半近くが経過するにもかかわらず、ここまで残っていることに率直に驚きました。もっとも、この状態が未来永劫残るとは思えず、ある日突然整地され、跡形もなくなってしまうであろうことは十分に予想されるところです。

帰りはバスに乗らず、一之江駅までかつての「新小29」の面影を偲びながら歩きました。
途中で撮影した明和橋。


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この橋を都バスが渡ることはない

そして川沿いに一之江駅まで向かおうとすると、こんな立て看板が。


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都営新宿線がここを通っている

都営新宿線は、この辺りは道路の真下を通っているわけではないのですね。結構訳の分からないところを通っています。

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