今回も8月15日夕方、中目黒駅で撮影したときの画像です。
ただし、今回はメトロ03系。

まずは、5扉車の「量産タイプ」、第10編成が来てくれましたので撮影。5扉車は09~28の全20編成ありますが、第10編成から座席が全てバケット型になっています。


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幕は第15編成まで

そしてこちらは、行先表示がLEDになった編成。番号は失念してしまいました(汗


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クーラー手前の四角い箱が強制換気装置

20000系の、珍しい「北千住行き」と並んだ、第1編成。


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レアな行先にレアな車両

なぜ03系01編成が「レアな車両」かというと、03系唯一の川崎重工製だから。ちなみに、第2編成は日本車輛製造製と、これもレア車・レア編成となっています。
ちなみに03系は、01・02編成以外の車両は、全て近畿車輛か東急車輛の製造となっています。

そして、今回のメインイベント、中目黒駅の渡り線を渡るメトロ03系。
まずは、東横線上り線から日比谷線B線(※)に入る03系。

※=メトロでは路線に上り・下りの概念がなく、起点から終点に向かう方向、つまり建設を進めた方向に沿った線をA線、その反対側をB線と呼んでいる。日比谷線の場合だと、最初は南千住から仲御徒町に向けて開業したため、北千住(南千住)→中目黒がA線、中目黒→北千住がB線となる。

ちなみに、今回の記事のタイトルはこの「B線」からヒントを得ました。元ネタは → こちら


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ここを営業列車で通る03系を撮影することに意味がある

03系は今後も、鷺沼で各種検査を受けることになっていますから、来年3月以降もここの渡り線を通ることはあり、写真を撮影すること自体は可能です。しかし、営業列車、すなわちお客を載せて通過する列車として撮影できるのは、来年の3月15日までとなるわけです。

次は、日比谷線A線から東横線下り線に渡っていく03系。これは第37編成で、03系としては後期型にあたります。


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ここも営業列車としてメトロ車が通ることはなくなる

来年3月以降も、03系の鷺沼への回送の必要性は残るため、この渡り線の撤去はないといわれています。ただ、スイッチバックの必要がない半蔵門線を経由した方が楽なのでは、という指摘もあり、半蔵門線経由に変更される可能性もゼロではなく、将来この渡り線が残ってくれるかは未知数なんですよね。


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日比谷線を離れて東横線へ入る

この渡り線を渡る東急1000系の写真も撮影しておかなければいけませんね。

あと半年ですが、悔いのないように記録をしていきたいと思います。