伊那松島からの記事を続けます。
管理人が伊那松島を訪れたのは、JR東海ツアーズ主催のツアーに参加したのが理由ですが、コースはここまで国鉄カラーの117系を使用した専用列車に乗車し、伊那松島での撮影会終了後はバスに分乗して木曽福島へ抜けるというものでした。
したがって、伊那松島到着時、既に何台かのバスが、私たちツアーの参加者を迎えに来ておりました。
そこで、バスファンでもある管理人は、その迎えに来たバスを「撮りバス」。しかし、駐車位置や光線の状況など厳しい要素が多く、撮影には苦労しました。ってかそりゃ当たり前ですよね。ツアー参加者の大多数のお目当ては旧型国電と国鉄カラーの117・119系なんでしょうから。まさかバスを目当てにこのツアーに参加した人はいないでしょう。
それでも管理人は、バスの群れに思わず興奮してしまいました(^^ゞ
冒頭の写真は、管理人が撮影会終了後に乗車することになるバスですが、この車は「3号車」でした。
その「3号車」のサボ(?)を撮影しました↓
これはよい貸切バス仕様!
ところで、伊那バスは中央高速を通って新宿バスターミナルに顔を出していて、東京都内でも馴染みのある塗色となっています。白地にブルーの濃淡のラインが入り、さらにゴールドのラインが入るデザインは美しく、管理人も気に入っているデザインのひとつです。
新宿のバスターミナルでは人も車も多いので、ここまでの接写は至難の業ですが、ここ伊那松島の駐車場なら、そんな心配も無用。
というわけで、伊那バスのロゴをここまで接写してみました↓
ちなみに、バス車体のエンブレムですが、かつては関東バスが凝った作りのレリーフ状のものを掲げていたり、小田急の路線バスが車体側面に白い馬(狼?)のレリーフをあしらっていたりなど、結構さまざまなところで見られたように思います。しかし、関東バスはいつのころからかレリーフではなくステッカーになってしまい、小田急も路線車からは側面のエンブレムが消えました。
ですが、このようなエンブレムは、バス会社ごとの個性を現すものですので、ステッカーでもいいから大事にしてほしいと思います。もっとも、この意見はバス愛好家としての願望ですが。
貸切バスの場合、路線バスを運営していない貸切専業の会社もあり(東京の東都観光など)、そのような会社は独自のボディーカラーを採用していますので、それも愛好家の興味の的になります。
長野県下の業者と思われますが、「クラウン観光」の貸切バスです↓
なかなか流麗なデザイン
クリーム色をベースに、グリーン系の波型模様が入り、それをオレンジの細帯が引き締めているデザインです。初めて見ましたが、なかなか洗練されたデザインではないかと思います。
撮影会終了後、管理人をはじめとするツアー参加客はバスに乗り込み、木曽福島を目指しました。
実はバスに乗り込む前、夕食のお弁当が配られたのですが、管理人の分を網棚に乗せておいたところ、右カーブに差し掛かった際、遠心力でものの見事に網棚から床下へ一直線! 中味こそ散乱しなかったものの、とても昼食のように綺麗に写真を撮影できる状態ではありませんでした。よって、夕食のお弁当の写真はありません。ごめんなさい(>_<)
18時30分ころに木曽福島駅に到着し、その後「しなの20号」に乗車して名古屋へ。「しなの」車内では夕食を食べた後に爆睡してしまい、記憶がありません。
さらに名古屋から300系「ひかり」で帰りました。
思ったこと。
日程的にはかなりハードでしたが、佐久間レールパーク、秘境駅2か所、伊那松島での撮影会と盛り沢山で、鉄道愛好家として満足できるツアーでありました。良くぞこれだけのアイテムを日帰りの日程の中に組み込んだものだと思いますし、諏訪湖の温泉とは言わずとも、できれば名古屋市内のビジネスホテルでもいいので1泊できれば言うことなしだったのですが、それはないものねだりというものでしょう。
最後に、バス車内で配られた、金城埠頭にできる「JR東海博物館」の招待状目録を御紹介します。
新しい博物館の完成は2年後だそうですが、それも楽しみになった今回のツアーでした。
◇「佐久間レールパークとモハ1形を訪ねて」ツアー参加の記事