千代大海が大関陥落 | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

千代大海が大関陥落

 大相撲九州場所が始まっています。とはいえ、気にもしていなかったのですが、昨夜のテレビニュースのトップで報じられていたのが「千代大海の大関陥落」でした。



千代大海の陥落決まる…大関在位65場所/九州場所

2009.11.24 17:48

 大相撲の東大関千代大海(33=本名・須藤龍二、九重部屋)が24日に行われた九州場所10日目で朝青龍につり出しで敗れ8敗目(2勝)を喫し、大関から陥落することが決まった。

 千代大海は秋場所で2勝9敗4休と大きく負け越しており、かど番に追い込まれていた。師匠の九重親方(元横綱千代の富士)は負け越した時点での休場を明言しており、11日目の琴光喜戦は不戦敗となる見込み。

 千代大海は大分県大分市出身。平成4年九州場所で初土俵。7年名古屋場所新十両、9年秋場所新入幕。突き押しで一気に前に出る相撲を武器に11年初場所で初優勝を挙げ、場所後に大関に昇進した。その後も14年名古屋場所、15年春場所で優勝するが、いずれも次の場所は10勝に終わり綱とりに失敗した。

 近年は突ききれずに引く相撲が目立ち、今場所は史上最多の14度の角番で迎えるなど安定した成績を残すことが少なくなっている。大関在位65場所は史上1位。


千代大海

「自分の力が伝わらないのであれば、大関から陥落しても悔いはない。来場所が本当の最後になるかは来場所次第。6敗したら引退という気持ち。初心に帰って、11年前の関脇の気持ちになれたらいい」



九重親方(元横綱千代の富士)

「恥ずかしい相撲で負け越しという残念な結果になってしまった。でも引退はない。来場所は6敗した状況で引退。とにかくそこまでは頑張らせてやりたい」



武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)

「(千代大海は)体調も悪いだろうし、しょうがない。力が出ないし、相撲が取れないんじゃないか。(引退は)本人が決めること。来場所は体を治して(進退を)懸けてやるという気持ちだろう」