中国大地震 | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

中国大地震

 今年オリンピックが開催される中国(といっても、あの広い大陸をひとくくりには出来ないでしょうが)、最近は本当に色々な事があると思います。
そして昨日、四川省大地震が発生し、被害もますます拡大しているようです。学校での被災の様子も伝えられ「生徒○人が生き埋め」というのを聞くと、胸が痛みます。
日本も近年、新潟(昨年も)や更に前には阪神地方など、震災に遭っている地域も多いだけに、他人事のように感じられない気がします。ただ、日本から中国への援助金が5憶円と聞くと、結構痛いでしょうね。。
それより、日本が「人的支援(救助援助)」を申し出ても断られたそうです。今は体裁等を気にしている場合ではなく、他国の力を借りてでもを救う事が先決ではないでしょうか?一刻の猶予を許さないわけですから・・・


四川大地震:死者1万2千人超 生き埋め「1万8千人」

 【都江堰(中国四川省)浦松丈二】中国四川省で12日に発生した大地震で、中国政府は13日、多数の兵士や警察官を被災地に投入し救出活動を本格化させたが、交通・通信の寸断や相次ぐ余震、激しい降雨に直面し、2次災害の発生も懸念されている。新華社通信によると、死者は四川省で1万2000人を超え、2万6000人以上が負傷。震源地近くの同省綿陽市だけで1万8645人が生き埋めとなり、犠牲者数はなお拡大する見通しだ。

 地震による死者が報告されているのは、四川、甘粛、陝西、雲南、山西、貴州、湖北、河南の各省と重慶市の8省1市。倒壊家屋は四川省だけで346万戸に達した。

 四川省では震源地付近に大きな被害が集中している。綿陽市北川県では建物の8割が倒壊し、7500人が死亡。校舎の倒壊などで生徒ら1000人が生き埋めになった。綿竹市では2000人の死亡と1万人の負傷が報告されている。

 被災地には人民解放軍や武装警察約5万人が投入されている。道路が寸断されているため、一部の部隊は徒歩で移動しているという。震源地で「陸の孤島」と化している四川省アバ・チベット族チャン族自治州ぶん川県には、救援部隊の第1陣が13日昼に到着した。

 ぶん川県付近では12日以降余震が多発しており、13日午後にマグニチュード(M)6.1の余震が発生した。

 中央気象台によると、被災地周辺では今後も断続的に激しい雨が続く見込み。新華社は、山間部などで土石流が発生する危険もあるとの専門家の談話を報じた。

 ぶん川県の南約100キロの都江堰市で救援の陣頭指揮を執る温家宝首相は災害対策本部の会議で、13日中に被災地への道路を復旧させ、食料品や医薬品、テントの確保を急ぐよう命じた。また、政府は8億6000万元(約130億円)を震災対策費として緊急支出することを決定した。

 一方、各国からの支援申し入れに中国外務省は「感謝と歓迎」を表明した。ただ、海外からの援助要員受け入れについて民政省は、交通状態が悪く、受け入れ態勢が整わないとして、現時点では支援金と物資の受け入れに限る考えを示した。

 ※ぶん川県のぶんは、さんずいに文