2ch-erにはいまさらかもしれないが,今日はじめて「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」 を知った.
ネットの世界はrat-yearとか言われているから,普通の世界だったら,例えば,去年の冬物最新ファッションを今知った,みたいなもんなんだが…
で,最初は本を買おうかとも思ったんだけど,ネットで十分かなと思ってとりあえず見つけたの を読み始めたってところ.
ちなみに既にアーカイブ化されているみたいだけど,大元はこちら .
まあそれはともかく,まだ途中までしか読んでいないので,木村と竹中が登場していないけど,デスマーチものは読んでいるやっぱり面白いね.
最初に読んだころに比べると新鮮さがなくなってしまったけど「絶対サポセン黙示録」 とかも好きだけど,他人の不幸は蜜の味ってところだろうか.
特にデスマーチものは経験者としては相通ずるものがあるしね.
しかし,この会社はかなりひどいね.
地方のIT企業ってこんな状態のところがそれなりに存在しているのか?
それと人にも恵まれていないって感じだし.
でもこれってどこまでが本当なのかなっていうのはあるね.
事実をベースにって言うのはあるかもしれないけど.
気になるのは,主人公は本当にいじめられっ子だったのって感じ.
結構,切れて「リーダー」とか「井出さん」に食って掛かるのがあるけど,吹っ切れた所為なのか?
どちらかというと「上原さん」の方が典型的ないじめられっ子って感じだけど.
「社長」は良い人って感じになっているけど,15人ぐらいの会社で目が届かないってどうよ.
少なくとも残業がひどいのが分からないって社員に関心なさすぎじゃないか?
「藤田さん」はかなり出来る人って印象.
技術的な面とリーダ的な面がこれだけ出来るってこの業界でも少ないんじゃないかな.
まあ,アドバイスできるのと実際にやる,つまりリードするのは違うんだけどね.
これってちゃんと分かる人は分かるよね.
しかし,何年この会社にいるのか知らんけど,この人がこの会社にいるのが謎.
「上原さん」は誇張もあるだろうけど完全にいっちゃってますね.
全体的に謎なんだけど,最初からああだったのか,スキルがあるのにどうして辞めないのか(少なくとも今よりも良い待遇のところはあるのでは),とか分からないことがあるね.
「中西さん」は悪い意味での典型的な派遣女性社員って感じかな.
この業界って往々にして馬鹿の集まりじゃねーかって思うようなことがたくさんあるのは確かだけどね.
まあ,人から見ればさすらいびともその一人の可能性もあるんだけど.
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない/黒井勇人
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