自民党員で自民党系の議員ですが、黙っていられないので綴ります。
今回のパーティー券の裏金問題、派閥の解散というハナシにすり替えられています。
その結末として、派閥を解散するということで話が終わろうとしています。
まずは、派閥がどのようなモノか市議会議員レベルではよく分かりません。
でも派閥が行っていた資金集め、資金分配や自民党のガバナンスとしての機能などイロイロあるでしょう。特に、議員育成という点は派閥が果たしてきた機能は大きいと感じます。現状として自民党が党として議員育成のメゾットや構造を持っていないので今後どのようにしていくのか見ものです。
今回は検察が腰を折ったと感じています。そもそも不正を働く側が立件されるような明確な証拠を残すとは思えなかったところ、検察が切り込んで行ったと感じます。
結局、派閥の解消ということで手打にしたのではないかと思うのです。
今回の本質は、政治とカネの関係であり政治と政治家の在り方の問題なのです。
それを派閥の存在と自民党がすり替えたと思っています。すり替えが上手く行ったかどうかは分かりませんが、世間もそのすり替えた論点に目を奪われています。またすり替えに乗っかったマスコミの不見識にも呆れます。
(つづく)