1月18日の臨時議会 2  | 袖ケ浦市議会議員さそう猛の袖ケ浦刷新!

袖ケ浦市議会議員さそう猛の袖ケ浦刷新!

〝お願い〟から〝約束〟へ
「言いっぱなし」の政治から
選挙の時に有権者と交わした約束を実行する政治を行います。

約束をし、地道に実行することが日本の政治文化を変える
ことだと信じて活動しています。

 

この臨時会の話が出てきたのは昨年の12月定例会の最終日でした。

議会運営委員会で議会の日程が発表されたのですが、どうも解せないのです。

その辺を整理していきます。

 

今回の議案のポイント

 

今回の議案は、「リース契約でありながら財産の取得となり議会の承認が必要」という点です。

財産の取得に関しては袖ケ浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に規定があります。その条例の第3条では「地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決に付さなければならない財産の取得又は処分は、予定価格20,000,000円以上の不動産若しくは動産の買入れ若しくは売払い(土地については1件5,000平方メートル以上のものにかかるものに限る。)又は不動産の信託の受益権の買入れ若しくは売払いとする。」

と規定されています。

 

しかし、今回のエアコン導入はリース契約であり、「リース会社がエアコンを導入して、そのエアコンを市が借用する。その対価を毎月支払い」というのが基本の形です。

ですから、市が資産を形成するということにはならないのです。

しかし、「10年後に無償譲渡」という契約となっているので、この点を検証した結果で「議会承認が必要」と市側は判断したのです。

 

エアコン導入を巡る背景

エアコン導入に関しては、伏線があるのです。

数名の議員は熱心に「エアコンを導入すべきである」として一般質問、予算決算審査、委員会審議などイロイロな場面で提言し来ました。

これに対し予算編成権を持つ市長は市の判断は「国の動向をふまえて・・・」と慎重な姿勢でした。慎重な姿勢というより消極的であったと私は感じています。(これは新しい行動を起こせない出口市長のあり方に通底していると感じています)

 

このような中で9月定例会の補正予算の中で債務負担行為として上がってきたのです。

このときの経緯は以前のブログで綴りましたが、議会側も動きを起こしたのです。議会側の動きとは別に市長も動きがあり、「議会も反対しないのなら・・・」と相成ったのです。

 

この上程される前の状況とエアコン導入に関する審議は別の話です。

 

(つづく)