その場の居心地の良さ/悪さに敏感な子供がいます。
自宅や親戚・友達の家、学校やお店、公園等などのある
場所そのものに感じることもあれば、
その場所の中でも
特定の部屋、特定の席に感じることもあります。
「自分が落ち着ける場所」という感覚を持っている子供。
そういう子供達は
何となく好きになれない場所
嫌いな部屋
なんだか好きじゃない席 …があります。
※霊的な感覚とは別物です。
でも、それを自分で意識して、言葉で伝えるのは
かなり難しいです。
では、どうするか?
赤ちゃんなら、ぐずる、泣く。
少し大きくなると、
その場を離れたがる=そこでじっとしていられない。
その子自身にも理由は分からないけど
そこには居たくない感覚。
これに気付いてあげて、
ちょっと場所を移動すると、落ち着く場合があります。
座る向きを変える、
だけで違うこともあるかもしれません。
それくらい、
「自分の居場所の心地よさ」を大切に感じる子供がいます。
そういう子供が、小学生になると
学校の教室でどんな風になるでしょう?
その場が居心地よいと感じた場合
→何も問題は起こらず
その場が居心地悪いと感じた場合
→でも、「ちゃんと席に座ってなさい」と言われているから我慢して座ってる
→席には座ってるけどソワソワ
→じっとなんかしてられない!居心地悪いこの場を去る為に、移動開始~
で、授業中席を離れ、教室の中を歩いたり…します。
もちろん、授業や人の話に集中できない理由は様々ですが、
こんな理由もある、と知っているだけで
楽になったり、対応を考えられたりすると思いませんか?
△年生の時には落ち着かなかったけど、
進級して〇年生になったら、ピタリとおさまった。
なぁんて場合は、この、
「場」への感覚が影響していた可能性大。
※教室内の先生や他の子供のエネルギーの影響だった、という場合もあります。
学校だけでなく、自宅でも同じことが考えられます。
子供部屋として使っている場所が落ち着かないのかな?と思ったら
子供部屋の場所を変えてみるとか、
子供部屋の模様替えをしてみるとか、
勉強する場所(集中する為の場所)を変えてみるとか、
食事をする場所、寝る場所…
誰が悪いわけではなく、
誰との関係が影響しているのでもない。
ただ単に、その「場」と合わないだけ。
写真はイメージです
自分自身でそのことを意識できようになるまでは、
お母さん・お父さんが気付いてあげられると
随分いろんなことが違ってくると思います!
~ ヒューマンデザインで何が分かるの?と興味がでてきたら ~
LYD(リビング・ユア・デザイン) ヒューマンデザイン基礎講座