みなさま こんにちは
今日お届けするのは一冊の本「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法(小学館)定価1,300円」です。
著者は上乃 久子(Ueno Hisako.)さんです(以下 久子さんと呼ばせていただきます)。久子さんは尊敬する友人の一人です。
Q:
友人だからブログで紹介するの?
A:
いいえ違います!
過去にも「本のご紹介をさせていただきましたが 友人が著者ではありません」でした。
「英語をマスターするまでの過程が凄い!」と純粋に感動をしたからです。
久子さんは現在 ニューヨークタイムズ東京支局で記者をされています。
出会うきっかけは 友人の紹介でした。
初めてお会いしたのは確か友人宅だったと思います。
その日集まったのは 全員で4人でしたが 私以外のみなさんは ボスや同僚が外国人という環境で英語を活かした仕事に就いていました。
その時の感想?はというと「田舎からはじめて東京へ上京して来た感じでした(笑)」。
みんな日本人なのに 会話の中に日本語と英語が混ざっていていました。 特に早口になると「英語になるからです(笑)」。多分 無意識に出てくるんだろうなと思いながら聞いていました。
さらにこの3人の凄いところは「言葉のホスピタリティが抜き出ている」ところでした。
英語で話した部分を即座に日本語に訳して説明してくれました。しかも何も知らない私に短時間で理解できるように 話してくれました。同時通訳のようでした。
英語がわからないことを知っても 笑うことなく「私の気持ちになって」説明をしてくれました。
メールなどの文面も同様でした。とても細やかな説明で分かりやすくて 毎回「日本語の勉強になっています」。
英語をマスターしたければ「基礎になるのは日本語なんだ」と思いました。
どちらも完璧にできてはじめて 英語を活かした仕事に就けるんだと思いました。
この3人が それぞれ英語を習得した過程は違うと思いますが 共通していることは「英語に命と人生を捧げて来たんだ」ことを感じました。
尊敬する友人がまた一人できたことへ 感謝とともに嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。
さて 本のお話に戻りたいと思います。
なぜ ご紹介したいと思ったのか?というと「海外生活なし!留学経験なし!日本の学校だけで学んで英語をマスター」したことです。しかも大学も東京ではなく「生まれ故郷 の瀬戸内海の地域だったこと」にも驚きました。
普段プライベートで会う時には 経歴などを聞くこともなかったので はじめて知ることもいっぱいありました。
肩書きなどに寄りかからない「自分と人生を大切にする」ことも尊敬する理由の一つです。
「環境は与えられるものではなく必要な環境に自分が整えていくもの」だと思いました。
206頁イラストや写真はほぼなく「文字が中心です」。ですがスラスラと読めます。
ちなみに私は速読をすることができません。
ウサギとカメに例えると「間違いなくカメさんのようにノロノロと読み進めていきます」。
Q:
なぜ一日で読了できたのか?
A:
書かれている文章の内容が頭の中で映画のようにイメージできたからです。
働きながら 英語を勉強するためには「どのテキストが必要なのか?」「実践できる文章例などが満載」されています。
ちなみにこれだけでは一日で読了することはできません。
各章ごとに「純ジャパコラム」が盛り込まれていて 著者である久子さんが 生まれ故郷で「寺子屋英語塾からスタートしたこと」から「現職に至るまでの仕事をとおして 現場と上司から学んだこと」などの実体験が綴られているからです。
英語に対する情熱を あたたかな眼差しで 娘の能力を最大限に引き延ばすことをされたお父さんの応援は「赤毛のアン」の翻訳者 村岡 花子氏の父子愛が頭に浮かんできました。
Q:
ただ情熱があっただけなのか?
A:
人の100倍は地道に努力をしてきたんだと思います。
今まで一度も努力をしてきた話を聞いたことはありませんでした。「純ジャパコラム」を読んで 努力していた姿を知ることができ「言葉のホスピタリティの原点を知ることができました」。
地道にコツコツと努力をして情熱を磨くと 次の扉を開くきっかけとなる人に出会います。
そうしてタイミングがやってきて 一段高い場所へと届けてくれる「ステップアップ」へと繋いでくれます。
これは英語に関係する仕事だけではな「全ての仕事に共通すること」だと思います。
久子さんの能力の影には 素敵な友人知人そして厳しい指導の中に「久子さんの能力を見出して伸ばしてくれた」ボスや同僚たち。何よりも素敵なご家族の愛情がたくさんあるんだと思います。
そのことを久子さんは分かっているからこそ「好きなことを天職にできたんだ」と思いました。
ご覧いただいているあなたが「進路に迷っていたらぜひ読んでみてください」。背中を押してもらえると思いますよ。
読み終えて「自分の仕事を大切にしよう」と気持ちを新たに思えるそんな一冊でした。
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