宮城石巻巡礼（大川小学校・金華山）

みなさま おはようございます。

昨日１０月３日（土）～４日（日）まで 宮城県石巻に滞在しています。

石巻を訪れるきっかけになったのは 香港在住のNさんから「宮城県仙台の友人へ会いに行くので一緒に行きませんか」と声をかけていただき 石巻巡礼を実現することができました。３日は仙台駅で福島・東京から来たNさんのご友人と合流をして 総勢５名で仙台在住のAさんが運転する車で石巻に向けて移動をしました。

行きたい場所の希望をＮさんからＡさんへ伝えていただき あとはＡさんが昼食を食べる場所などを考えて プランを立ててくださいました。

私以外は石巻には宿泊せずに帰りますので Ａさんの「時間を最大限に活用したプランは完璧でした」。ありがとうございました。

行きたい場所は２箇所ありました。

一箇所目は【石巻市立 大川小学校（おおかわしょうがっこう）】です。以前 会社員をしていた頃に 被災地支援の視察で訪れて「今の仕事をするきっかけ」を与えてくれた場所です。

小学校の画像はありません。この場所で多くの小学生と先生が津波の犠牲になりました。建物は犠牲になられた御霊と 残された家族の気持ちが交流する「聖域」です。

小学校の周りを たくさんのトンボが楽しそうに飛んでいました。とっても元気に飛んでいます。この場所を訪れる人々を見守っているようでした。眺めていると「生きる元気が湧いてきます」「元気をもらえます」。この場所へ来られたことへ「改めて感謝と祈りを捧げました」。

トンボさんへ「元気にお友達と一緒に遊んでいますか。いっぱいいっぱい笑ってね ありがとう」と心の中で語りかけました。

小学校の周辺は更地になっています。その更地には雑草が元気に生えていました。大地も一生懸命に再生させるために生きているんだと感じました。「来られてよかった」心からそう感じました。

二箇所目は【霊島　金華山（きんかざん）】です。Nさんから行きたい場所を聞かれた時に 頭に島が浮かんできたので 調べてみるとこの場所が出てきました。

島へ渡るのには鮎川港から定期便に乗船して約２０分くらいで金華山へ到着します。

港へ到着をすると 送迎車で境内まで移動しました。

厳しい自然条件のなかで 人々から大切に守られてきた神社は 天（太陽）と海からのエネルギーに包まれているので 歩いているだけで気持ちよくなります。

特に強いエネルギーを感じたのが五十鈴神社のある場所です。

階段を登ると海を眺めることができます。

黄金神社拝殿で神様へご挨拶をすると「自分の選んだ人生を精一杯人のために生きなさい」と声が聞こえてきました。
その瞬間 「もっと気持ちを鍛えなくては」と強く思いました。

人のために生きることは「私らしく生きることでもあります」。まだまだ修行が必要で そのために巡礼していこうと 心に新しい空気を取り込みました。

境内には神様の遣いである鹿さんが のんびりと暮らしています。翌日の４日は 神鹿角切り行事祭が午前１１時から催されます。
約５百頭の鹿が生息していますが この内境内周辺にいる約二十頭の雄鹿を多数の勢子により取り押さえ 角を切る勇壮な行事です（ご参拝のしおりより一部抜粋）。

お昼は鮎川にある「おしかのれん街」でミンク鯨さしみ定食（1,300円）を美味しくいただきながら 鯨さんのためになるお話をお店のご夫妻から聞くことができました。

帰りがけに素敵な笑顔と記念撮影しました。

石巻の人も街も元気です。

一緒に巡っていただいたみなさんへ とても楽しい時間をありがとうございました。

つづく

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