いつもブログを閲覧いただき、ありがとうございます。
六本松ゼミナール塾長の深川です。
センター試験の時期は天気が大荒れになることが多いのですが、太平洋岸を中心に天候は安定。ただし、東北北陸の日本海側はいつも通り、大変でした。
すでにこの時点で世界史Bに関しては例年よりやや難化したとの速報情報が出ています。
出題形式は例年通り。欧米・アジアが中心で、日本関連の出題もあり新課程の先取り的傾向がありました。
とくに日本関連の設問も4問あり、リード文に関わる参考として日本地図が使用されているなど、来年度からの新課程入試を意識したことが推測されます。
時代混合の選択肢をもつ設問も少なくなく、全体としては、地域・時代ともに幅広い基礎力が問われる問題となっているそうです。
昨年度からの傾向の変化が激しいこともあり、平均点としてはやや難化するとの予想です。
一方、同じ歴史でも日本史B。
こちらは昨年並みでした。
昨年度までしばらくみられなかった原始時代が出題され、戦後史からの出題が減少したのが特徴でした。
大問数6題、小問数36問の問題数は昨年度と同様。グラフ・表・図版・地図・写真を用いた問題の出題は、やや減少した。昨年度減少した外交史(対外関係史)の出題が増加しました。
他の科目もきょう夜から明日にかけて一斉に評価がされていくことでしょう。
ところで、文部科学省は1月16日、中央教育審議会から昨年12月に答申を受けた大学入試センター試験に代わる新テストの導入について、平成29年度に大学入試センターを改組して新組織を立ち上げ、試験問題の開発や実施方法の検討を進めると発表しました。
今後、専門家会議を省内に設置して新テスト導入の具体的な制度設計を行った上で、現在の小学6年が大学入試を迎える32年度から実施される見通しです。
当塾でも、すでに2015年度中学入試の合格者を出しましたが、彼らが大学入試の時、大きく変わっていくので非常に関心を持って、この動向を見ています。
センター受験の皆さん。18日は理系科目です。
体調を整え、平常心でがんばりましょう。