HUNTER×HUNTER No.332 感想
【No.332 ◆喝采】
テレ朝の「私のホストちゃん～しちにんのホスト～」というドラマの中で、甘王なる人物が、
「甘王なめんなよっ！！！」
と言うらしい。
数分だけ見たが「ガチンコファイトクラブのノリ×ホスト×ドラマ」みたいな、いわゆるシリアスな笑いなのだろうか。
冨樫のツボがよくわからん。
さて中身。
◆続・ミルキのスイッチングについて
◆続・ジン「(やばいな…)」
◆ゴンの状態
◆アルカの時間
┗"一番いいのは…"
◆続・ミルキのスイッチングについて
(ツボネのスコープ―キキョウ―ミルキ→イルミ)
ミルキのスイッチングが、念なのか、念以外なのか、という話の続き。
まず、ツボネが感じていた視線はキキョウのそれではなく、イルミのものだったようだ。
コンボによる念の精度の低下云々もあるだろうが、イルミがバレても問題がない故に"特に気配を隠してはいなかった"ようにも思われる。
しかし、TVを見ている者の視線が芸能人に届くハズもないように―、
キキョウが何かに投影した映像を念以外の通信技術で飛ばしたとして、映像を見ているイルミの視線(気配)をツボネが感じるというのもやはり違和感がある。
よって、ミルキのスイッチングは「念」と捉えておく。
◆続・ジン「(やばいな…)」
チードルによるズリセンナイト支援も、同胞らによる喝采も、ジンのリアクションからみるに「想定の範囲外」という訳でもなさそうだ。
つまりこの状況がやばいわけで、
パリストンから笑みが消えたこと、負けるつもりもないだろうから、本気にさせるのがまずいのか。
先週予想していた繭5000個からの大量加入は、三条からその身分が保障されているとは言え恐らく反感を買う。
だからこそ九条解釈から、内容については明言せず「可能せしめる状況」を作っておくほうがベターだったろう。
しかし、票を自分に集めるためには、今必要な会長が自分であることを示す必要あり、意識の統一を図る必要もあろう。
すると、むしろ『味方』にするのではなく、『敵』に仕立て上げてしまうから「やばい」のか。
チードルの策前では―、
X日をハンター試験日と言及していたことから、大量加入による協会の混乱と変容を危惧していたが、
チードルの策後では―、
パリストンが「票を取るために」、"敵"が創られてしまうことになってしまう、ということを危惧しているのか。
この流れだとすると、これジャイロと繋がってしまいそう。
元々NGLの(裏の)王だから、自分の庭であれこれされること自体気に食わないだろうし、強力な部下を大量に確保できることも、とにかく美味しい。
境遇も5000人と同じように、"被害者"側だから支持も受けやすいように思われる。
蟻編は、ほんの序章に過ぎなかった―、ということなのだろうか。
オラ、ワクワクすっぞ。
まぁ、ジンのやばいな、が何を意味をしているかはまだわかりまへんけども―、次週どうなる。
◆ゴンの状態
作者が今のゴンの状態を(引きの表現として)意図的に隠しているため、何とも言えないのだが―、どうにもわからない。
まず頭部。
枕だが「影」にしては、不可解な「汚れ」らしきものが見受けられる。
加えて、ゴンは右腕を除いてそれらしき外傷はなかったようだが―、
頭部の包帯、そして目の上のあたりの影は何なのか。
とりあえず、髪は元に戻っているように思われる。
何らかの施術の関係上、剃られた可能性もあるのだろうが。
続いて頭部より下。
掛け布団の不自然な黒い部分は何だろう。
→不穏な空気 →血 →影
→不穏な空気
不穏な空気にしては、いやに部分的。
→血
意識が戻っていないだろうから喀血はないだろう。
喀血以外だとすると、血が止まらない(穴という穴から出血など)？
しかしながら、出血が止まらないにしては逆に出血箇所に疑問。
モゲた右腕部分はまだわかる。頭部周辺もまだわかる。
ただ布団全体が薄く染まっているならまだしも、何故に布団真ん中らへんが染まるのだろう。
漏らしてる…というのもなぁ…。
→影
まぁ、普通に考えて影ですわな。
が、やはり若干疑問。布団真ん中辺りの影だ。
大の字で伏せってるにしても影の落ち方違いますわな。
ゴンさんを「正強化」とするならば、制約と誓約の反動で「負強化」が起きて縮んでいる…？
そう考えてみると、確かに枕に対して頭が若干小さい様に思えなくもない。
通して見ると―頭部より下は影で良さそう。
しかし頭部周辺の、不可解な汚れは「影」ではどうも処理できそうにない。
一部「字」っぽい気もするが、「神字」を使って症状を抑えているなんていうわけでもなさそうだ(字っぽいものの割合が少ないため)。
「喀血」するようならば、それで窒息する可能性もあるだろうから、看護師や医者の一人も付けないことに疑問。
目の上の辺りの「汚れ」も踏まえると、穴という穴から血が出ている方が理由がつく気がしないでもない。
なんにしても来週、全国のこども達お待ちかねのグロ画像なのだろうか。
オラ、ワクワクry)
◆アルカの時間
便宜的に番号を振る。
１：ナニカが眠っている時だけアルカは起きる
アルカの時間は長いようで短い
2：ナニカの「おねだり」が失敗して人が死んだ後―
ナニカが次の誰かにレベル１の「おねだり」をするまでの間
3：ナニカに「おねだり」されている誰かが途中でナニカの元から離れて―
「おねだり」が中断されている間
4：ナニカが何かを治して眠った後―
誰かが「アルカ」にお願いをしてそれがかなうまでの間
これ、漫画(文字)表現だからまだわかるけど、
アニメなどの音声表現だったら、言葉を微妙に変えないとイミフジャマイカ？
◎４について
治療後、誰かが「アルカ」にお願いをしてそれがかなうまでの間
これまでの括弧付きの「お願い」とは分けて表現しているため、
このお願いとは―、
ナニカを起こすお願い(頼み)で、
「お願い」⇔「おねだり」とは別物なのだろう。
まとめると―、
ナニカが寝ている時＝アルカタイム (1より)
「お願い」～「おねだり」＝ナニカタイム (4、3、2の関係より)
例外的に、
「おねだり」失敗(リセット)から～レベル１「おねだり」再開まで (2より)
応対者離脱による「おねだり」中断中 (3より)
＝アルカタイム
「治療」の「お願い」により、半ば強制的にナニカを眠らせ―、
アルカにナニカを起こすようお願いをしなければ、ずっとアルカタイム(？)
―ということだろう。
気になるところは、「おねだり」成功時。
３つ応えると、自動的(？)に「(∵)」になってしまっているから、成功時はナニカタイム続行なのだろうか。
そしてやはり、「お願い」を叶えているのも「おねだり」をしているのも、アルカではなくナニカのようである。
◇"一番いいのは…"
"一番いいのは…この「お願い」を最後にもうナニカに何も「お願い」しないことなのだろう"
"ナニカは誰より優しいよ"
そう言っておきながら、アルカのためにナニカを捨てるってことですかい？
ナニカの成り立ちもわからんけども、ナニカを含めてアルカではないのかい？
それがキルアの言っていた、「アルカを助ける」なんですかいな？
加えて一部始終、キチｇ…もといイルミに見られているのに、この「お願い」を最後にできると思っているのか。
まぁ、"一番いいのは…"と、そうならないであろうことは想定しているのだろうが―、
キルアの言う「アルカを助ける」とは何を意味しているのでしょうねぇ。