HUNTER×HUNTER No.317 感想 | ばんぶーのブログ

HUNTER×HUNTER No.317 感想

【No.317 ◆返答】

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ストーリーに絡んだカラーを希望していたんですが、アニメが始める直前ですから仕方ないでしょうなぁ。


巻末コメントで、
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"今週のジャンプの表紙と、現在進行している話との温度差が激しすぎて、別人が描いたようなゴンになってしまいました。 <義博>"


と言及しているのですが、個人的に"別人が描いたように"見えたのは、「表紙」でござんした(「巻頭C」との落差から)。


そして、中身…と行きたいところですが、、、、前話で「終わった」事が示されてましたから、話としては1ミリも進まず。


それにしても、、、
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パームが見届けた王とコムギの結末とは…

次号、表紙&巻頭カラーでキメラ=アント編ついにクライマックス!!

その次号が―、今号である。

編集の書く煽り文や次回予告がどれほどアテならないものか、信用してはいけないものか、久しぶりに再確認できた回かもしれない。


No.292の、

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"ネテロが生み出した最終奥義……次号炸裂!!"


という煽り文に対し、実際披露されたがNo.297ですから、それに比べればマシかもしれない。

あの時の次週のwktkは凄まじかった。


まぁ、編集の煽り文・次回予告が適当、というのもあるかもしれないが―冨樫さんに限って言えば―編集も次週の内容を知らない、なんてこともあるのかもしれない。


…んで、そろそろ中身に入ろうと思うのだが、今週はいわゆる"感動回(?)"なのだろう。

アレコレ余計なことを書くことでそn余韻を害す恐れがありそうだが、それを理解した上で、興味がある方に読んで頂けると、これ幸い。


・今週気になった点

◇何故王は知っている?

┣ピトーの死

┗毒に侵されていること、そしてそれが感染すること

◇孤孤狸固(ここりこ)に見出された活路の意味

◇レオリオ


◇何故王は知っている?

┗Q:①ピトーの死

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ユピーは、その死を円で感じ取った。

プフは、異体同心故にプフから流れ込んでくる感情の波が消えれば、死を感じ取れるかもしれない。

しかしピトーは?


A:①-1 パームから読みとった
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超高性能円で、パームから読みとった?


―が、あくまで"触れた者の感情を読みとる"だけなので、そこからピトーの死を読みとるのは難しいように思われる。

敵意・覚悟が自分だけに向けられている(他への警戒がない)事から、そう感じることはできるかもしれないが、

何かの能力で遠くに飛ばされている(念空間に閉じ込められている)などもあろうから、王の性格的にもそれだけでピトーの死を断定するというのは疑問。


A:①-2 状況から

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王はピトーに、"コムギを任せた"。

コムギは確かに治療されていたが、敵の手にあった。

つまりは―、そうゆうことなのだろう

という護衛軍らの性質・性格を加味した上での確信に近い感覚。


それを、①-1が裏付けている―、という事ならば違和感はない。

個人的にはこの①-2と解釈しておく。


◇何故王は知っている?
┗②(自身が)毒に侵されていること、そしてそれが感染すること

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…余は毒に侵され長くない

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(そして)この毒は感染する

と、自身の現状を明確に理解しているようだが、何故わかるのか。


パームの念から―、
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自分の現状と「この先」を理解したらしい。


「強い使命感」「罪悪感」「自らの死の受容」などがパームから感じ取れれば、

自らの現状とその先についても理解できるだろうが―、

それが「毒」であること、加えて感染するとはわからないのではなかろうか。


A:②-1 パームがゲロった

作中で描かれていないが―、

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パームが耐えられず、王に伝えたため。

(伝えたとしても、結末は変わらないため=解毒薬がないor少なくともすぐに調達できるものではない)


ゲロったらならば、知っていてもおかしくはないよね、っていうただそれだけのこと。

しかしながら、パーム単身の監視も含め、そこには"強い使命感"が大前提に置かれているのだろう。


解毒薬がないにしろ、すぐに調達できるものでないにしても、

それを伝えることで作戦失敗の可能性が生まれる"かも"しれないわけで、それをプロであるパームが伝えるとは思えない、という印象はある。


A:②-2 状況から

1:自らの症状

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2:ユピーの死

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(突然吐血し苦しみ出し果てた←円で以って嘘ではない事を確認済)

3:プフの症状と死

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自分と同様の症状が見られ、異心同体故に離れていてもプフの死は認識できうる

(既に死んでいると認識している)


4:迫りくる自らの死

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「強い使命感」、「罪悪感」、「自らの死の受容」など(?)から、迫りくる自身の死を悟る


5:1~4からの総合的判断

・王宮に居たプフ・ユピーと、離れて戦っていた王の三者間において、同様の症状が発生している

・王宮前にいる群衆らにその症状が見られない=敵襲時の攻撃などが原因ではない

・王宮からこちらに向かってきたプフ・ユピーらが発生しているにも関わらず、群衆らに症状が見られないことから"元"は自身で、プフ・ユピーの症状から"感染する"ものであると理解できる。


鼻血を流し、血を吐き、いずれ死に至り、感染するものとして「毒」を連想することに不思議はない。


よって、自身が「毒」に侵されコムギにも感染しうるは状況から判断できうる―だろうか。


◇孤孤狸固(ここりこ)に見出された活路の意味

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今週は、ほぼほぼ王とコムギの(軍儀を通じての)会話で終わってしまったのだが―、


9×9マスの盤上で行われる卓上ゲームで、

初期陣形自由高さ(駒の上に駒を重ねることが可能)が生まれることで、現実世界にもある囲碁・チェス・将棋などと比べても"幅"が格段に広いことは理解できるのだが、詳しいゲームのルールや駒の性質が明らかにされていないため、


なんかすごい

ぐらいしかわからんわけです。


変に現実世界にあるゲームして、新手などを描くのは逆に難しいから仮想ゲームを作るってのは正しいのだろうけども、この山場でイミフな感じを見せられても、モヤモヤするため、そこに何か意味を見出したくなるわけです。


帥を孤立させて戦う「孤孤里固」が死路であること。

・「離隠」として生まれ変わり、再度死ぬこと。


これまでの軍儀の展開は、概ねの流れに沿っているため、新たな


・4-7-1帥。

・孤孤里固に活路が見出されること。


も、今後の流れを暗に示しているのだろうか、と勘繰ってしまう。


しかしながら、先週のパームの

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………終わったわ

「孤孤里固の活路=王生存」を否定してしまっている。


ここで気になるのは、パームのウインク・ブルーの対象者が死亡した場合のこと。

死んだ様子がひたすら映しだされる?それともメモリーから削除される?


加えて、その「死」の定義とは?


それによってはまだひっくりかえるのだろうか。

それとも、王が生み出した「新手」が軍儀の中で生き続ける―、という意味なのだろうか。


さて、来週どうなる。


◇レオリオ

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彼の存在をすっかり忘れておりました。


カイトの生死が未だ不明の28~29巻時においては、

「カイト=生存=ドクターブライスでは治療できないだけ」

とした場合、レオリオによる治療もありうるのでは、なんて思っていたんですが、カイトが生まれ変わった(?)今、ゴンの治療に活躍するのかもしれない。


ハンター・カルテットの中で、作中では念系統が明かされていない彼であるが―、

ゴン=強化、キルア=変化、クラピカ=具現+特質

の流れから、操作か放出であることが予想され、性格や力の強さなどから、放出系であることが推測できよう。


元々医師を目指していたレオリオであるから自らの能力の1つとして「治療系」を入れることは十分考えられ、

かつ、治療に関して言えば、とりわけ「強化系」「放出系」が適し―、

著しく生命力の乏しい患者などに対しては「放出系」が最も適していると言えよう。


これは成長したその姿、魅せるチャンスなのでしょうか―。

再開後、すっかり忘れてました。割とガチで。



今週以上。

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