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佐藤優さんと石川知裕の対談。「悪党」発売記念

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ここんとこ忙しすぎて、チェック出来てなかった情報や動画なんかが多くて困ってます。

久し振りの休みなので、とりあえず一番興味を唆った、佐藤優さんと石川知裕さんの対談をチェック。

是非リンク先から御覧ください。

いろんなお話しされてますけど、やはり佐藤優さんの外務官僚への恨み節は凄まじい。

結構面白おかしく話されてたりしますけど、お二人とも相当な地獄を体験されているだけに話しの説得力が重い。

この対談の最後に、裁判やっていく上で、お金がかかるんので、是非石川さんの新著「悪党」を購入して欲しい、という辺り。

戦いは続いているんですね。

そして、事件の真相、国策捜査の実態が、より多くの人に伝わることを期待したいです。

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて/佐藤 優

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悪党―小沢一郎に仕えて/石川知裕

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さて、石川さんの「悪党」の読後感想みたいなものは先日ブログに書き記しましたが、も少し踏み込んだ感想を書き留めておこうと思います。

ツイッターでは軽くつぶやきましたが、毎度おなじみ、天皇制っす。

リンク先の対談でも触れられていますが、まず、2009年12月。中国の習近平・国家副主席が来日した際に宮内庁長官羽毛田氏の「1ヶ月ルール」発言。

これが「天皇の政治利用にあたる」と羽毛田氏は小沢氏を批判。

マスコミも、当時、政権交代したばかりの小沢幹事長を大バッシング。

しかし、小沢氏はマスコミの記者連中に「君は憲法を読んだことがあるのか」と反論。





こういった騒ぎがあったことを切り口に、「悪党」の著書内で新進党時代のエピソードを回顧されておられるくだりがある。

小沢さんと公明党から新進党にに合流した東祥三さんを乗せたセルシオを石川さんが六本木に向けて運転していたとある夜。

東さんは小沢さんに言った。

東・「小沢先生」

小沢・「なんだ」

東・「日本の政治家として一番やってはいけないことはなんだと思いますか」

小沢・「そりゃ、天皇制をいじることだ」

 

この、2009年の「1ヶ月ルール」発言騒動の時は、マスコミ世論は、小沢さんが天皇陛下に対して無礼であるとか、天皇陛下の政治利用とか散々バッシングしていましたが、天皇陛下に対して無礼で、利用しているのは、何を隠そう、宮内庁の羽毛田なのである。

因みに羽毛田はノーパンしゃぶしゃぶに行ったリストに載っている。

こんな破廉恥な奴が宮内庁の長官をやっているのである。

つまり、小沢さんの主張は、羽毛田氏は厚生労働省から「派遣」された官僚である。官僚は政治家の決定に従わなければならない。それは解釈によって、あるいは政策によって変わらない、政治家の本領(エレメント)である。 

という主張である。


更に著書ではこの件に関してこう続く。


小沢・「天皇制をいじろうとする人間は日本の政治をおかしくする」

石川・「はい」

小沢・「弓削道鏡だ。知っているか?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
          
さーて、こっからは異論を称えたい!

弓削道鏡は称徳女帝を誑かし、万世一系から外れる自らが皇位を狙っていたとされ、更に巨根であったと後世伝えられている。

まあ、歴史には色んな見解がありますし、自由な解釈が大切です。

故に、定説を鵜呑みにするのは、つまらん。

小沢さんは歴史好きで知られてますし、何回かこのブログでも紹介していますが、個人的には韓国での講演の内容には、多少の見解のズレとかありますが、概ね支持しているんです。(僕はぶっ飛び古代史論者っす)






政治家が外国でこういった日本のタブー史を講演会で話されるのには色んな批判もあると思いますが、これからの世界情勢、アジアの経済体制の重視、交流を鑑みれば、僕は非常に尊いし、支持すべきと思っています。

また、今上天皇の「韓国とのゆかり発言」などから推察すれば、今上天皇はアジアとのこれからの友好関係を望まれておられると、思います。

しかし、宮内庁の官僚の連中はそいった意向を阻止してがっているように思われます。


され、弓削道鏡の話に戻りますが、最近では道鏡のラスプーチン的な定説とは違い、実は、称徳女帝の意向として、道鏡を本当に天皇に即位させ、当時の藤原氏の影響力を削ぎたかったとの見解に、僕は歴史の真相を求めたいです。

現代に置き換えるなら、藤原氏は官僚。

藤原のための天皇なら、要らない、と。

万世一系とは何哉。

まあ、流石に、小沢さんもこの辺りに関しては保守的な考えであると思いますが、僕は、小沢さんは東北蝦夷の雄、アテルイの末裔、もしくは生まれ変わりと信じているので、本質的に民族派と思っております。

以前、佐藤優さんの発言かなんかの記事で「いずれ小沢さんは皇室とぶつかる」と読んだのですが、、、。

まあ、今日はやめときます。

自由闊達な議論は居酒屋でやっときます。

歴史って面白いですね。


石川さんも著書でアテルイと小沢さんを鑑みた考察をされてます。

こちらには、激しく同意しましたね。


いずれにしても、僕は、小沢さんにまだまだ期待しているし、復権を待っているのだ。


さて、今日中に自由報道協会の小沢×ウォルフレン会見よかな。