子どもは算数が大好きです。
特に、法則を見つけたり、分析をしたり、証明したりするのが大好きです。
赤ちゃんの頃から、教えずに「発見」と「分析」をさせてきた
「算数の種まき」を綴ります。
「幼児と、平均を計算する」
子どもとはよく、家族の平均身長を計算して、
お友達の家族の平均身長と比べたりして遊んでいます。
いつから始めたかはおぼえてませんが、
母「○○くんの家族は全員大きいね。」
子「うちはママが小さいもんね。」
母「じゃあ、どちらの家族が大きいか、平均出して比べてみようか。」
子「へいきんってなに?」
という流れで、「平均を出す遊び」がわが家で流行ったという流れです。
ここで改めて、「平均」の出し方の整理をしようと思いました。
基礎をしっかり定着させておけば、
今後難題が出てもイメージしやすくなると思います。
母「15歳、10歳、5歳の兄弟がいます。平均年齢は何歳でしょうか。」
子「カンタン。10歳だよ。」
母「お~即答だね。いま、直感で答えたんだと思うけど、式も書ける?」
子「わかるよ。全部足して、3人で割るの。」
母「そう!アメダマに置き換えてもいいよね。全部で30個、一人平均10個。」
積木を使って視覚でもイメージを定着させました。
母「では、次の問題!
40歳のオジサンと、20歳の大学生と、9歳の小学生の平均年齢は?」
子「・・・この3人は家族なの?」
母「何の関係もない人が集まって、グループを作ってみました。」
子「23歳」
母「へぇ、これも即答できるんだ。式と答えも書いてくれる?」
子「20+40+9=69。69÷3=23。23さい。」
母「せいか~い!」