平野ひかる卒業公演(3)の続き
「蕾たち」の歌い出しにはるpyon(橋本陽菜)がいる。
はるpyonはポジションがひかるんとかぶってたけど、今日のためにポジ変してくれたんだとすぐにわかった。
ひかるんのデビュー時、休養から帰ってきた時、そして卒業発表後も。
何度も一緒にいてくれたなあ。
ありがとうはるpyon。
今日のメンバーはひかるんと仲良くしてくれたメンバーばかり。
ひかるんを誘って、ディズニーに行ったり、沖縄に行ったり、楽しい時も辛い時も共に過ごしてくれたユメミールの3人。
かれん(吉田華恋)、みっさー(川原美咲)、はっつ(歌田初夏)...はっつは卒業セレモニーからの出演
唯一の同期でひかるんと同じイベントやコンサートポジが多かった、さやりん(髙橋彩香)
ひかるんの卒業公演に出たいと、懸命に雫公演の振りを覚えてこの日に初日を迎えたそらのん(上見天乃)
ひかるんお披露目の岩手ツアーで寄り添ってくれるのを目にしてから、何かとひかるんを助けてくれてたももちゃん(大西桃香)
一緒に食事に出かけて、カピバラのエピソードでしっかり笑いを残したひなこ(奥原妃奈子)
ファンとしても個人的に恩を感じているメンバー達だ。
今日出てくれたメンバーみんなに、コールを贈ろう。
ひかるん推しのみんなもメンバーみんなにコールが行くように頑張っていると、劇場のあちこちで起こるコールがだんだん大きくなってきた。
ひかるんへのコールも初めて聞くほど大きくて、今日入ったエイトファンは温かい人がいっぱいだ。
最初の4曲が終わった。「みなさんこんばんは、AKB48 チーム8です」とチーム8の挨拶をするのもあと少し。(4月いっぱいだった)
順番に自己紹介が始まって、ひかるんの番が来ると、客席のみなさんが星形のスティックを上げた。
キラキラひかるエイトの星。もう~、本人がキャッチフレーズしないから。
一斉に星が上がって、ひかるんも「おぉ~っ」と目を丸くした。大成功だね。
ユニット曲が始まるとメンバー個々へのコールが入れやすくなる。
2曲目のMARIAでは、ひかるん、さやりん、かれんが登場。
ひかるんがセンターに立って、コールがさらに大きくなった。
ステージ上の壁が鏡になって客席が映ると、客席中が黄色と赤のペンライトで彩られているのがわかった。
こんな光景は初めてで、今日はみんながひかるんの味方だ。
本編最後の曲、「光と影の日々」ではサビのところで、上手側で歌うひかるんの頬を涙が伝う。
観覧メンバーやご家族がいる時は、上手の席が多いようだから、そこで目が合ったのかもしれない。
泣いたまま戻るから、はるpyonももらい泣きして、ここはちょっと私もヤバかった。
アンコール口上から、元気いっぱいのひかるんコールが始まって、そのままの勢いでアンコールが始まった。
コールがめっちゃ大きい、みんなボルテージが上がっている。
客席の250人みんながコールしてくれてるんじゃないかと思われるくらいの盛り上がりが「AfterRain」「47の素敵な街へ」と続く。
ガチ恋口上では「やっぱりひかるがかわいいよ」とはっきり聞き取れた。
声が大きいだけじゃなくて、キレイに揃っている。
もちろん私もひかるん推しのみんなもコールを頑張っているが、みんなが驚いているんじゃないかな。
(思いっきり個人的な気持ちをこめて)
最後の曲、「虹の列車」が始まって、コールもさらに盛り上がる。
楽しい、終わりの時が近づいているのに、コールしていて楽しい。
高揚感や客席の一体感が感じられて、こんな気分でコールするのは初めてだ。
思えばひかるんのアイドルの日々は二度の休養など苦労も多かった。
それでも今、ひかるんの花道にたくさんの人が並んで、声援を送っている。
ひかるんに数々の試練を与えてきたアイドルの神様が、最後の最後でひかるんに味方した。
虹の列車がラストのサビを迎えた時、ひかるんに16回の大コールが起こり、
平野ひかるは最高に輝いた。
平野ひかる(5)へ...まだ続く