正直過ぎる医者 | ぼんちゃんの株と恋の日記

正直過ぎる医者


今日来られたお客さんの話
年の頃70歳
見た目年齢はかなり若い

ねえねえ
あたしの顔
ここんとこ色が違うのわかる

ぼんちゃん
いえ・・・ぜんぜん分かりませんけど

そう
今はだいぶよくなったけど
この間までひどかったんよーー

聞くところによると顔面から転んで
思い切り目の回りを擦りむいたらしい

ことのいきさつは・・・

今から20日ほど前のこと
孫の運動会に行ったその日の夜に
ひどい脱力感とめまい・頭痛で夜間の救急病院にいったそうな
お客さんは家で寝て様子を見ようと思っていたが
心配した息子さんが病院に連れて行ってくれたらしい

症状から熱中症とはわかったが
熱中症も軽く見てはいけない
高齢者は命さえ落とす恐ろしい病気なのだ

さんざん待たされて
(夜7時過ぎに行っておおかた三時間待たされたらしい
待たせ過ぎじゃーーー(#`皿´))
ようやく診察室に呼ばれたそうな

問題はここからである

先生はまだ若い男性だったらしい

お客さんの症状を聞くと開口一番

熱中症ですね(~▽~@)♪♪♪

それは自分でもわかっとるちゃーー(お客さんの心の声)

お客さん
「点滴かなにかして頂けないでしょうか」

先生
「点滴ですか?
あれはね!水と同じだからしても一緒ですよ🎵」

仕方なくそのまま帰ったそうな
なにもしないのに
三時間も待たされたあげく診察料1000円以上取られたらしい(夜間料金は高いそうだ)

内心
「こんなに具合が悪いのに何もしてくれないなんて
なんてヒドイ先生だろう
点滴は生理食塩水ってことくらい知ってるわ!
でも不安だから病院に来ているのに!」

なんせ具合が悪い上に三時間も待たされている
脱力感は最高潮に達していた
歩きながらめまいがしたそうだ

そしてそのまま顔面から真っ逆さまに倒れたと言うわけだ

診察が終わって出ようとした病院だが
また急遽外科に行くはめになったらしい

そのときの怒りが20日たった今でも収まらず
わたしにカッカしながら言って聞かせたというわけだ

最初その話を聞いた印象は
なんと正直な先生だろう
無駄な薬や治療が蔓延って(はびこって)
儲け主義一辺倒になりつつある医療の現場で
こんな正直な先生が一人くらいいてもいいやん

そう思ったものだ

それをお客さんに言うと
「そうかも知れない
たしかに正直な先生かもしれん
でももし自分の経営する病院でも同じことが言えるやろか?
点滴一本すればそのまま儲けになるんだから絶対点滴すると思うよ
それに患者は点滴と水が同じとわかっていても
先生が点滴一本してくれたってだけで気持ちが落ち着くものなんよ」と言う

それもたしかにそうやな〜

病は気からとよく言うもんね
医者の「大丈夫ですよ!心配しなくても‼」という自信に満ちた言葉が
どんな治療や妙薬よりも効き目があるのだ

その先生は正直者かもしれないが
患者の心に寄り添えなかったと言うことだ

修行が足りんぞい
まだまだこれからいろんな経験積んで
心に寄り添える「心医」(しんい)になってくれたらいいね
(韓国ドラマ「ホジュン」のパクリですんません)




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病院なんてキライだあ〜〜!

けど病院のおかげで救われる命もたくさんあるもんね



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150円のスリッパにこの間100均で買った飾りを付けてみたよ
最近は100円のスリッパが無くなったね
150円のスリッパだけど
200円くらいに見えるかな?