大切な人には幸せになってほしい。それは当然。僕だってそう思っている。毎日。いつだって。だけど、その結末を全て受け入れられるわけではなく。大切な人が幸せになって、僕が幸せになれなくて。それは耐えられない。だってそれは、あなたじゃなくてもいいっていうことだから。あなたが幸せになることこそが僕の幸せなんて、そんな嘘は僕にはつけない。だから今、僕は胸を張って言おう。僕が一番大切なのは、あなただけ。だから、あなたの幸せは僕が作る。あなたの幸せは僕が守る。あなたは僕が幸せにする。責任持って。あなたの一番になりたい。
紗羅