難民が移動するこの写真を見て、平和に暮らせる国があることは本当にありがたいことですね。


戦争や内戦、迫害がある前は、家族と共に平和に暮らした人々が、家を追われ、移動を強いられて、国を離れなければならないことはとても悲しいことですね。


全世界にいる難民の数は6000万人を超えています。


この数は世界の人口ランキング23位であるイタリヤの人口とそんなに変わらないです。


一つの国ほどの人が難民です。


考えるとすごい数です。


難民はシリア内戦で一気に増えました。


世界中の難民の53%がシリア、アフカニスタン、ソマリヤの難民です。


全難民の51%が18歳未満のこどもたちです。


親がいない子供たちもたくさんいるようです。


今も一日に4万2500人増えていると言われています。


恵まれた所にいるとまったく実感がないですが、今もいのちかけで避難している人、定着地を求めてさまよっている人、難民キャンプで希望もなく生きている人がたくさんいます。


そのことを考えながら恵まれている所で不満の多い人を見ると苦しくなりますね。


感謝があって当然ですが、なぜか恵まれた所にいる人たちのほうが感謝が足りないです。


ハングリー精神がないと感謝が足りないと思います。


あって当たり前ではなく、あることがすごい祝福であることをいつまでも覚えたいですね。


トルコ近くの難民キャンプの映像を見たことがありますが、冬の雨の日に雨漏りがするテントの中に薄着で裸足のこどもたちがいました。ほとんどがそういう状態でした。


胸がいたくなりました。近くにいたらすぐにでも服を届けてやりたい思いになりました。


難民を一番受け入れている国はトルコです。


彼らのためにいつも祈りをしています。


小さな協力はしていますが、無力さを感じています。