ローマの写真 | 小林沙羅オフィシャルブログ「小林沙羅のきまぐれ日記」Powered by Ameba

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ソプラノ歌手、小林沙羅のブログです。
出演する演奏会についての日記を中心に、忘れてしまいたくない大切な日々を綴っていきたいと思います。

こんにちは!先日一度ウィーンに帰って来ました!
ウィーンはようやく暖かくなっていたのですが、
また冬に逆戻り!?
ここ数日雨ばかりの暗くて寒い日が続いています。

昨日はシェーンブルン宮殿でウィーンフィルの野外コンサート。
雨がなんとか上がったので決行したようですが、
寒すぎるので私は断念しました。
風邪をひいている場合ではないので(>_<)

ローマでは毎日レッスンを受け、
私の歌の中にイタリアの響きが確実に注入されました。
歌うのが前よりずっと楽になり、
響きも豊かになったように感じています。

明日から再びイタリアに行きます。
6月はローマとウィーンを行ったり来たりする予定です。

ローマでは午前中にレッスンを受け、
午後は歩き回っていました。
いくつかローマらしい写真をアップしたいと思います。

サンタンジェロ城
トスカがオペラの最後に飛び降りたのは
まさにこのお城の上からです。

ローマ

トスカの気持ちになってみて、
このお城の上から見下ろした風景がこちらです。

ローマ



こちらはバチカン美術館の中の天上写真。
きらびやかですね


ローマ


システィーナ礼拝堂の最後の審判も、
本当に素晴らしかったです!!
(写真撮影は禁止でした。)
天上に描かれていた天地創造の絵もしっかり見て来ました。
7月に帰国した際にはハイドンの「天地創造」を歌わせて頂くので、
そのイメージを膨らませるべく、
システィーナ礼拝堂に、1時間近く座って天井を眺めていました。

こちらはサンピエトロ大寺院の中のピエタ像。
マリア様の深い慈愛と悲しみが伝わって来ます。

ローマ


来年、「ペールギュント」のソルヴェイグ役を
歌わせて頂く事になっているのですが、
最後にソルヴェイグがペールギュントを抱いて歌うシーンは、
ピエタ像のマリア様とイメージが重なるのです。
あくまで個人的なイメージですし、

もちろんペールギュントを
イエス様と一緒にしているわけではありません。
女性が一番深いところに持っている慈愛と悲しみの心、
そしてその美しさが、このピエタ像から感じ取れ、
そしてそれをぜひソルヴェイグの最後の歌で表現したい、
と思うのです。

さて、次は有名な真実の口。

ローマ


長蛇の列だったので手は入れず、写真だけ撮って来ました。
「ローマの休日」の印象的なシーンが思い出されます。
オードリーのびっくりした顔が最高にチャーミングなシーンです。

そしてこの日は、
聖ジョヴァンニ教会で、
世界各国の教会主催のお祭りが開かれていました。
ステージ上では次々に様々な国の人たちが
伝統の踊りや歌を披露し、
それぞれのブースには伝統衣装に身を包んだ人たちが、
それぞれの国のアピールをしていました。

こんな感じ。

ローマ


ローマ

ローマ

ローマ


残念ながら日本のブースはありませんでしたが、
いろいろな国の食べ物が振る舞われたりしていて、
思いがけずローマで様々な国の雰囲気を味わう事が出来ました。

今日はローマの写真はこの辺にして、
またいい写真が撮れたらアップします!

話は変わりますが、
先日はお誕生日をウィーンで迎え、
友人達とウィーンのトルテ(ケーキ)を頂きました。

ウィーン


色とりどりのケーキは気持ちを明るくしてくれますね☆
こちらはカフェラントマンのケーキです。
東京の青山にもラントマンがお店を出しているようです。
これらのケーキもあるのかな?

では、今日はこの辺で