くぼみが残って元に戻りにくくなる
体に水が溜まった状態
今までしていた指輪や履いていた靴をきつく
感じたり、靴下の跡が消えにくいと感じたら
それはむくみのサインです。
手や足を指先で押した時に、
くぼみが残る様なら、むくみが起きているといえます。
も、妊娠後期は結婚指輪がはめられなくなり
靴も履けなくなり、サンダルで過ごしました。
むくみは、体の皮下組織や体内の組織内に
余分な水分が溜まった状態の事を言います。
妊娠中は、血液中の水分が増えます。
その上、大きくなった子宮が血管を圧迫する為
手足など先端に流れた血液が心臓の方に
戻りにくくなり、むくみを起こしやすくなります。
多くの場合は心配は要りませんが、
妊娠中毒の初期症状の場合もあるので
注意が必要です。
体内に溜まった水分を
精油の力でスムーズに排除する
手足のむくみが気になるときは
血管を収縮し体液のバランスを保つ
☆サイプレス
優れた利尿作用や解毒作用を持つ
☆ジュニパー
血行をよくする
レモンの精油を使って
マッサージをするといいそうです。
レシピ マッサージ・足浴
妊娠5ヶ月までの人向き
サイプレス・・・2滴
レモン・・・2滴
キャリアオイル…20cc
スイートアーモンドオイルまたはホホバオイル
キャリアオイルに2種類の精油を加えて
マッサージオイルを作、マッサージをします。
又、どちらかの精油を2~3滴
熱めのお湯(42~44℃)に入れ
足浴するのもお勧めですっ。
レシピ マッサージ・足浴
妊娠6ヶ月以降の人向き
サイプレス・・・1滴
ジュニパー・・・1滴
レモン・・・2滴
スイートアーモンドオイルまたはホホバオイル
キャリアオイルに3種類の精油を加えて
カロリーを制限して
妊娠中毒症を予防する
妊娠後期にはいると、10人に1人は
高血圧、タンパク尿、手のむくみ等の
妊娠中毒症の兆候が現れます。
重症になると胎児の発育が悪くなったり
胎盤が早く剥がれたり、母体に後遺症を
残す事にもなりかねません。
妊娠中毒症は予防が大切です。
胎児の健康を守る意味でも
急激な体重増加を避けるため、
バランスの取れた食事と適切な運動、
十分な休養を心掛けましょう。
特に食事は塩分制限、高たんぱく、
低脂肪でしっかりカロリー制限を行います。
麺類や汁物の汁、漬物の様に塩分が多くて
比較的栄養的な価値の低い初品や
缶詰、ハム、チーズ等の動物性たんぱく質を
含む加工品を減らし、薄味に慣れるように
心掛ける事が大切だそうです。
参考文献
妊娠・出産・育児のためのアロマセラピー
著者:鮫島浩二
池田書店