パク・ユチョン、「売春」「詐欺の疑い」適用・・検察に送検

2016.07.16 08:42

警察は7月15日、俳優パク・ユチョン(30)に対し売春と詐欺容疑を適用し検察に渡した。 ●ソウル江南警察署イムンヒョン女性青少年課課長との一問一答。 

これにより、ユチョン氏が恐喝容疑で逆告訴した事件を除いては、警察の捜査は終わった6月10日に最初に告訴されてから35日ぶりだ。
警察はこの日、「ユチョンさんは告訴女性4人のうち1人とは、売春した。ユチョン氏と
その女性に売春容疑を適用し起訴見解で送致した」と明らかにした。
ユチョン氏とその女性共に、性売買の容疑を否認している状況だと付け加えた。

-ユチョンさんと告訴女性に売春容疑は適用されるか?
告訴人の女性4人のうち1人との性交は、売春容疑が認められ、ユチョン氏とその女性
に売春容疑を適用して起訴見解で送致した。

. -ユチョンさんに、詐欺容疑が適用された理由は?
「詐欺は、女性に対価を支払うことにして(性)関係を確立した後、その対価を
支払わなければ、罪と認定できるという裁判所の判例がある。金品を与えることにした
約束を裏付ける資料を一部確保した。その女性の携帯電話にデジタルフォレンジック
技法捜査をして、金品の受け取りを期待して、性交後知人にメッセージを送信した
ことが確認された。」

 -テキストメッセージは、どのような内容?
「今後の検察捜査に支障をきたすことがあり、具体的に言及するのは難しい。」

-ユチョンさんが売春の対価として与えようとしたのは現金か?
対価の全部、または一部は払ったのか?
 「検察捜査が残っており、言及するのは難しい。ユチョン氏側を通じて現金が流れ出たのは捕捉されたが、お金の性格、告訴取り消しとの関連性など更に確認しなければならない。」

 -ユチョンさんの売春対象は、最初の告訴女性か
「捜査を通じて確保した証拠などは公開しないのが原則である。ただしDNAの分析結果は、すでに公開され確認してもらったものだ。

-ユチョンさんと告訴女性は容疑を認めたのか?陳述内容は?
「ユチョンさんは、買春容疑が適用された1件を含め、4件すべてを合意の下に結んだ
性交と主張する。逆に売春容疑が適用された女性は、「強制的な性関係」と主張している。この女性の立場から売春容疑を認ると、そもそもユチョン氏を性暴行で告訴したことを誣告と認めるという矛盾が生じるためとみられる。」

-3,4番目の告訴女性は誣告容疑はないと見るか?
「そうだ。誣告容疑を適用した1、2番の女性とは異なり、3、4番の女性には誣告罪で逆告訴がなかった。誣告状況が発見された場合追加で捜査するが、まだ明らかになっていない。」

-3、4番目の女性との性交に強制性がないなら、告訴状がなくても誣告が成立しないか?
「しない。ユチョンさんの強姦が認めにくく、告訴が虚偽というのが成立できない
1、2番目の女性の場合、告訴内容の一部が虚偽という状況が確認されたうえ、逆告訴
も受理されただけに起訴見解で送致したものだ。」

-今後の処理は?
「捜査中なので、事前に言うのは難かしい。強制捜査については、証拠隠滅などの恐れがある。」

 -当事者に嘘発見器の調査と反対尋問は行われるのか?
性暴力事件の場合、当事者同士を一か所で調査するのが難しい。対面調査はしないのが原則。嘘発見器の場合、拒否する人もいて、捜査チームでは嘘発見器調査まで依頼する
必要性を感じなかった。」

-ユチョンさんは、売春と詐欺容疑について認めたのか?
「性的暴行容疑のように否定したと見てもよい。現在まで(ユチョンが)認めた容疑はない。」

 -1億ウォンのうち、一部が渡されたことが警察の調査で確認された。
これに対するユチョンさんとAさんの立場は?
「お金の性格と、具体的にどの位渡したのかは、双方の立場が交錯し、詳細を確認しなければならない。」
パク・ユチョン.jpg