ソース:ダイアモンドオンライン
採算性や助成制度の問題により、普及が遅れてきた賃貸住宅のエコ化。先進的なエコ住宅の開発を進めている積水ハウスでは、2008年に全国初のフル・エコ賃貸物件を施工。物件オーナー・販売営業・ユーザーの声から、ECO賃貸住宅の可能性を探った。
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不動産投資をするにあたり、「現在のニーズ」のみを参考に始めた場合は、高確率で失敗すると自信を持って言えます。
例え投資直後は利回りの悪い物件でも、長い目で見た場合にどうなるかがとても重要だと思います。

ここ数年新築されたアパート・マンションのそのほとんどは、利回り重視の間取り・設備になっています。(後述する販売の仕組みを考えるとある意味当たり前)
どんな物でも「需要と供給のバランス」で価格が決まるという原則を、オーナー、建築会社、販売業者が知らずに立てているのか、知ってて立てているのか・・・


・建築会社は、その建物そのものに欠陥などなければ評判が落ちたりすることはありません基本的に。将来的に入居率が低い物件となっても関係ないということ。


・販売会社は、その時々の時代(市場)のせいや仲介業者のせいにするのでしょう。あるいは売りっぱなしも大いにありえること。

・将来的に困るのは、オーナーさんだけです。オーナーさんもまた、タイミングを計って売り飛ばせることができたらいいのかもしれないが、どっちにしても次のオーナーが困ることに変わりはありません。


極端に言わせていただくと、「住みにくい物件」を立てざるを得ない原因は「住みやすい物件」を建てると、価格競争で勝てないからだと思います。
悪行もそうですが、他がやっているから自分もやらざるを得ないという状況はどの業界でもありえることでしょう。
しかし、誰かがやめなければずっと「負のループ」のままです。

勇気を持って、その「負のループ」を断ち切る!
私はその役割を担いたい!

もちろん、この「負のループ」は各所に無数に存在していて、すでに断ち切ることに成功している方々も居られる。
しかし、まだまだ足りません。


今後、益々住宅に求められるもの、基準は変っていくと思います。
家電量販店の販売員が新製品について勉強しなければいけないように、我々も常に新しい物(事)について、勉強していかなければなりません。
そしてその「知識の提供」と「最適な提案」をしていく事こそ、本来私たちに求められる仕事だと思います。