さぁて・・・、
久し振りの更新であります。
第1シーズン最後のエピソードは、ハロウィンにまつわるお話。
憧れのジョシュ・モンキー・・・、
もとい(笑)、ジョシュ・マンキーが絡む、教訓ものです。
あらすじ・・・。
取引現場(場所不明・・・どこかの建物)
キリガンが、極秘の「センチュリオン・プロジェクト」を盗み出したという事を聞きつけ、ドラッケンは、それを買い取ろうと、話を持ち掛けていた。
シーゴーは、二人の交渉が始まろうとする時に、現金の入ったアタッシュケースをキリガンの目の前に置くと、キリガンは、金額交渉をせずに、ドラッケンに「ブツ」(腕輪のようなもの)を渡す。
ドラッケンは、渡されたものが「センチュリオン・プロジェクト」なのか、半信半疑で、眺めたり、かじってみたりしている。
キリガンは、アタッシュケースの札束を確認しながら、「見た目がショボイのは、俺のせいじゃない。作った奴に文句を言いな・・・」と言う。
そこへ、キムとロンが登場(すでにいる)。
キム「作った人は、それを取り戻したいと思ってるはずよ」
ドラッケンとキリガン同時に、「キム・ポッシブル!」と驚き、共通の敵(?)であることを確認する。
ドラッケンは、シーゴーにキムを倒すよう、命令。
キムとシーゴーの格闘。
キリガンが、ゴルフボール爆弾をキムめがけて打ち込むが、ロンが機転を効かせて、何故かそこを通りかかるギャルソン(?)から、料理の乗ったトレイを奪い、そのトレイをキムがいる方向へ投げつけると、トレイは、見事に、ボールに当たり、ボールは方向を変え、天井に当たリ爆発、屋根が崩れそうになる。
ルーファスが、ドラッケンの身体によじ登り、腕輪を奪って、キムにパス。
キムはそれを右手首に通し(その瞬間、装着したように腕輪が変化)、シーゴーに「私が預かっておく」と言って、ロンを連れて建物から脱出。
建物は崩れ、下敷きになったドラッケンたち3人が瓦礫の下から現れる(シーゴーが大きな塊を持ち上げる感じで・・・)。
キリガンがドラッケンに、「金はもらえるんだろうな?」と言うと、ドラッケンは、言葉にならない、うめき声で、その不条理な状況を、耐える(?)・・・。
キムの家。
腕輪を外そうとするキムだが、外れない。
ウエイドに連絡を取るが、極秘研究所が休み(土曜日?)なので、週明けまで連絡が付かない状況。なお且つ、センチュリオン・プロジェクトが、どんなものかさえ不明。途方に暮れるキム。
そこへ、モニークから電話・・・。
今夜、パーティーをやるから、キムにも来て欲しいという連絡だったが・・・。
ブエノナチョ(?)、外のカフェテラス。
ロンは、モニークに、今夜は、ハロウィンであることを告げ、パーティーに行くと、お菓子のおねだりが出来ないと、主張し、仮装に使う、ユニコーンのスケッチを見せる。
キムは、「もう、お菓子のおねだりをする歳じゃないんじゃない?、去年、小さい子に”おばさん”と呼ばれた」と、暗にロンの考えに反対であることを伝える。
モニークは、それが終わってから来れば良いと提案するが、一晩中掛かるからと、ロンは聞く耳を持たない。
(キムとロンは、幼稚園のころから、ハロウィンの時は、ずっと一緒に、そうやって来たらしい。キムがカウボーイ、ロンがバレリーナに仮装した回想シーンあり。)
ドラッケンの基地。
ドラッケンが、キリガンと電話で話している。
ドラッケン「金は、払わん」。・・・キリガン「絶対に、払ってもらう!」
キリガンが、あくまでも払わないと主張するドラッケンに対して「なんて悪い奴なんだ」と嘆いてみせるが、ドラッケンは「ワシは、何度も世界征服を図ってる。悪い奴に決ってるだろう!」と応じる(笑)。
そして、キリガンが、「腕輪を取り返したら、他の奴に売り渡す」と言うと、ドラッケンは、受話器を放り投げ、シーゴーを呼ぶ。
シーゴーは、ウエイドが極秘研究所に残した留守番メッセージを録音していて、それをドラッケンに聞かせる。
キムの家、ダイニングルーム。
キムの腕輪を調べるキムパパ。しかし、外す手立てはない。額に手のひらを当てて「アチャ~」と言う感じのキム。
(こういうキムは、第2シーズン以降、ほとんど見られない。基本的に、これ以降のシーズンのキムは、「2枚目」的要素が強い。ただ、キム自身、ロンたちの言動に理解不能の場合は、それなりのおかしな表情はしますが・・・)
弟たちは、「ママなら外せるよ」と進言。
パパが「絶対に無理だ、堅い合金で出来ている」というと、弟たちは、「腕輪は、壊さなくていい。手を切って、腕輪を外して、またくっつけてくれる」と発言。キムは、ちょっとビックリした表情。
そこへママが、医学生が使う、死体用人形を持って来ると、弟たちは感激する。弟たちは、「呪われた家」という、病院でやる「おばけ屋敷」を手伝うらしい。
キムは、弟たちに、「お菓子のおねだりやらないの?」と聞くが、「あんなの僕らはもう卒業だよ。10歳だぞ」と馬鹿にされる。
そこへモニークから電話・・・。
パーティーに、バンドのメンバーとして、ジョシュ・マンキーが来るらしい。
キムニケーターが鳴り、ウエイドと話しをするキム。しかし、その様子をドラッケンたちと、キリガン(別行動)が盗聴している。・・・が、電波状況が悪く、完全には聞き取れない。
再び、モニークと会話するキム。ジョシュが来ることを確認する。
キャッチホンで、ロンの電話を受けると、「ママのおばけ屋敷を手伝えと言われた」と言って、ロンとのハロウィンをキャンセルするキム。
ドラッケンは、それを聞いて、病院へ向かう。
キムは、執拗に食い下がるロンに、「家族の頼みだもの」と、ロンを説得。しかし、その時、腕輪が変形して、少し幅が広くなる。
「君と組まないハロウィンなんて、変な感じしない?」とガッカリするロン。
キムが、ロンとの電話を切ると、ママがその話を聞いていたらしく、「ティムとジムも喜ぶわ」と話し掛けて来るが、キムは、「ロンと約束したから、ママたちとは行けない」と誤魔化す。
ママは、「聞き間違えたのね」とあっさり引き下がると、キムの右手は、腕輪が変形して、完全に金属で覆われてしまう。
「おねだり頑張って!」とママが言うと、その話を、盗聴していたキリガンは、「あれやるには、ちょっと歳いってないか?」と怪訝な表情(笑)。
再び、モニークとの電話に戻るキム。
モニークに、「何でママに言わないの?」と言われるが、「ちょっと焦ってたから」と言い訳するキム。そして、電話を終えて、右手を見て驚く。
すぐにウエイドに連絡を取るキム。
ウエイドは、それが最先端の「ナノテクノロジー」で、電子回路は、体の状態に反応して動くように作られていると説明する。
(そのあと、ウエイドに、ユージンという仲間から(友人という意味ではない)、ウエブ通信で、チョコレートの催促が来るが、すでに、ギフトサイトからキャンディを送っておいたと話し、会話を終える)
待たされていたキムは、パーティーに行くまでに、その右手が何とかならないかと、訴えるが、ウエイドは、ロンとお菓子のおねだりはしないのかい?と、問いかけられ、「えぇ・・・」と答えるキム。
その時、階下の両親が、キムに出掛ける挨拶をして、パパが、「ロンによろしくな」と言ったのを聞いて、一瞬、顔をしかめて、「わかった!」と答えるキム。すると、右手を覆っていた金属が、右腕の肩近くまで広がって来た。
「ウエイド!」と悲痛に叫ぶキムだが、ウエイドには、「親にウソついたわけ?」と突っ込まれる。
キムは、親とロンの両方にウソをついたと告白。
「本当は、モニークのところに行く、これって最悪!」と、自分がしていることに、猛烈に罪悪感を感じているキムの言葉に、「解かったよ!ウソをつくと腕輪が伸びる」と、ウエイドは、原因を突き止めたようだ。
身体のストレスの度合いに反応して、腕輪は、鎧のようになるらしい。
ドラッケンや、キリガンと戦う時よりも、ウソをつく方が、キムには大きなストレスなんだと、ウエイドが説明する。
そこへ、キムを呼ぶロンの声。
玄関でロンと話をするキムだが、ドアを半開きにして、身体の右側を隠している。
ロンは、キムの両親が先に出掛けたので、キムを誘いに来たようだ。
しかしキムは、「ママたちの所へ行く」と、またウソをつく。
すると、上半身が、金属に覆われてしまった。
「それじゃ、またね♪」と言いながら、金属で覆われた右手でバイバイするキム。自分でその手を見て、慌てて引っ込める。
ロンが、キムの分の衣装を渡して来るが、お礼もちゃんとしないで、ドアを閉めるキム。渡された着ぐるみを見つめながら、「十分うしろめたいんだから・・・」とつぶやく。
そこへ、またモニークから電話が来る。
右手で掴んだ受話器が、つぶれてしまう。・・・ジョシュが来たから、早く来い、と言う催促。
ミドルトン病院。
おばけ屋敷の入り口で、ドラキュラと魔女の仮装をして、チケットの「もぎり」をしている、キムのパパとママ。
お客の子供たちが入って行く。
建物の影から、その様子を窺う、ドラッケンとシーゴー。
シーゴーは、簡単なアイマスクをつけて、変装(?)、というより、ハロウィンを楽しもうという考えだろうか?、ドラッケンに「それで変装しているつもりか?」と聞かれるが、ノーコメント。
モニークの家。
海賊姿のジョシュが、マイクスタンドのセッティングをやっている。
そこへキムが、お姫様スタイルの衣装でやって来る。出迎えるモニーク。
キム、ジョシュに近付き、後ろから声を掛ける・・・「にいちゃん、イカスじゃねえか!」
(低い声で声色を使うキムは、#08のビッグブラザーソンにチョコレートで誘導尋問(?)する時も、同じだった。ちょっと悪女っぽいところが、可愛い?・・・爆)
ジョシュは「何ぃ?」と、怪訝な返事。キム、慌てて「海賊っぽく言ったの」と説明し、「あたし、野暮ったいし・・・」と、ちょっと、うろたえる感じ・・・。
ジョシュは、「からかったんだ」と答え、「何に変装したつもりなの?」と問いかけると、キムは、「プリンセス・・・、ロボット人間」と返す。
ジョシュは、キムの親が、おばけ屋敷をやっている事を知っていて、あとで一緒に行こうと誘うが、キムは、ウソを言ってここに来ているので、断るしかない。
しかし、そのことをジョシュに隠そうとしたので、キムの左腕も金属に覆われてしまう。
キムは、慌てて、ジョシュの前から逃げ出して、モニークにトイレの場所を聞いて、駆け込む。
住宅街、ある家の前。
ロンと子供たちが、おねだりをするためにやって来た。
ロンが「足のニオイ、嗅ぐのが嫌なら、お菓子よこせ♪」と変な節で呼びかけると、ドアが開いて、中から男性がキャンディを持って出て来て、それをロンや子供たちに配って「ハッピーハロウィン」と言って、ドアを閉める。
ロンは、ウサギの格好をした女の子(?)に「おじさん、足のニオイって言うの、やめてくれない?・・・はずかしいよ」と言われるが、ロンは平気(笑)。
そこへ、キリガンが現れる。・・・「俺のものを返してもらおう・・・」
さっきの女の子が、キリガンを見て、「女の子みたいな服着てる」と指を差して笑うと、「これはキルトだ!」と反論。しかし、女の子は、「変なの~」と言いながら、キリガンの前を通り過ぎる。
それを見たロンは、「子供は、残酷だ」と言うが、キリガンは、「俺の方が残酷だぞ」といって、ロンに、センチュリオン・プロジェクトの行方を聞く。
ロンは、それがまだキムの腕にあることを話す。
キリガンは、キムがロンと一緒だと、さっきの盗聴で聞いていた事を告げ、キムの居場所を聞きだそうとするが、、ロンは、キムが両親と一緒だと言う。
おばけ屋敷。
弟たちが、ゾンビに変装して、お客を怖がらせようとしている。死体の人形を天井からロープで釣るし落としたりする。悲鳴を上げて逃げ出す客たち。
その様子を見てるドラッケンたち。
しかし、肝心のキムの姿がないことに、シーゴーが気付く。
ドラッケンは、「じゃあ、パパとママに聞こう」と、脳天気に言って、2人の前に現れるが、同時にキリガンも現れる。
キリガンとドラッケンが、言い争いそうになるが、シーゴーが中に入って、キムの両親に、キムの居場所を尋ねる。
キムパパは、「君たちに用はない、早く消えてくれ」と言う。
キムママは、このことを早くキムに知らせなきゃと言って、「あの子は、ロンと一緒にいて、何も知らないのよ」と続けるが、その時、キリガンに捕まって、手錠をはめられているロンが「キムは一緒じゃない」と言いながら出て来る。
そして、キムが、ここに来るって言ってたと、不思議そうに話す。
それを聞いたキムママは、「そんなことは聞いてないわ」と言い、キムパパは、「僕らには、君(ロン)と一緒だと言ってたぞ」・・・、そして顔を見合わせて、「あの子がウソを!」と衝撃を受ける。
パパは、「キンバリー・アン・ポッシブル!、戻って来たら、タダじゃすまないからな」と、かなりご立腹・・・。
モニークの家、トイレの鏡の前。
「こんなウソ、気にしない。小さい事よ」と、鏡に映る自分に言い聞かせて、トイレから出るが、衣装が破れて、全身、金属に覆われてしまう。そして、サイボーグのような姿に変わってしまった。
「ハロウィンで良かった」とつぶやくモニーク。
キムも同意見。そして、自分の姿に呆れた様子。
キムは、ウエイドに連絡しようとするが、キムニケーターは、覆った金属の下。
ジョシュがキムに「それって、何の変装だっけ?」と聞くと、「ハイテク鎧に閉じ込められた、大嘘つき」と答えるキム。
その時、キムニケーターが鳴る、モニークが気を効かせて、電話でウエイドと連絡を取り、受話器をキムに渡す。
ウエイドは、「おばけ屋敷も大変な事になっている」と言って、状況を、ニュース映像を使ってキムに伝える。
おばけ屋敷の前。
拡声器を使って、ドラッケンとキリガンが、悪党としての自らの存在を誇示している。
シーゴーはそんな2人にお構いなく、キムの両親に、キムがウソをついたことを確認する。そしてロンは、そんなキムが、これからどんな人間に成ってしまうのかと、大げさに心配する。
で、ふと上空に目をやると、キムが飛んで来て(ジェットパック?)降りて来る。
キムパパ「どうやら、サイボーグになるようだな・・・」
着地したキムの姿を見て、センチュリオン・プロジェクトの秘密を目の当たりにしたドラッケンとキリガンは、驚き、感心する。
キムは、2人にハロウィンの邪魔をするなと言って、自首を勧告。
シーゴーは、センチュリオン・プロジェクトの実力を確かめようと、キリガンを誘う。
キリガンがゴルフボール爆弾をキムに打ち込むが、キムはそれをキャッチ、ボールは手の中で爆発するが、外には影響がない。
キムは、その鎧が、自身の感情によって動いていると説明し、「今、すっごくムカついている」と付け足す。すると、鎧の肩の部分から、光弾のような武器が、シーゴーに向けて発射され、キムは、自分でも驚いた風に、シーゴーの攻撃をやめさせようとする。
(キムは、どんな場合でも、それが悪者であっても、傷つけることを良しとしない。それは、キムのポリシーであり、さらに、この番組の約束事でもある)
キムの背中のジェットパックが開き、シーゴーに突撃。
ここから、シーゴーとキムの格闘・・・。
シーゴーが鎧に爪あとを作るが、それは自然に治ってしまう。
そして、キムの両腕から光線銃のような兵器が現れて、シーゴーやキリガンを吹き飛ばす(爆発はしない)。
そこへロンが来て、キムの鎧のカッコよさを讃えるが、何故ウソをついたのかを問いただす。
キムの両親も参加して、「一体どこに、いたんだ」・・・。
キムは、正直に、ジョシュも来る、モニークのパーティーに行きたかったと告白。
それで、ウソにウソが重なったことを説明すると、鎧は消えて元の腕輪に戻り、キムも、普段の姿になった。
シーゴーは、元のキムなら勝てる、と再び戦闘を挑んで来る。
それに、センチュリオン・プロジェクト(腕輪)を奪おうと、キリガンやドラッケンも参加するが、キムは、シーゴーとキリガンを突き飛ばす。そのあと、ドラッケンが掴みかかるが、キムパパが、「娘と話したいことがある」と言って、
ドラッケンを排除・・・。
パパ、「キンバリー・アン・ポッシブル!説明してもらおうか・・・」
警察に捕まるドラッケンたち。
ドラッケン、シーゴーは、キムに失望したと言いつつ、連行される。
シーゴー、「親と親友に、ウソをつくなんて・・・」
キリガンも、「キムのこと信用してたのに、ガッカリさせやがって・・・」とぼやく。
キムは、ロンと両親に「間違ってた」と謝る。
ロンは、まだお菓子のおねだりが終わってないと文句を言い、
両親は、「関係のない人たちが巻き込まれて、怪我をしてたかもしれないんだぞ」と、キムを叱る。キムは、「もう2度と、ウソはつかない」と約束する。
そこへ弟たちが、来て「ロンは、解かってくれるし、パパとママも、許さないわけがない」とお説教。
そして、パパとママは、キムに、1ヶ月の外出禁止を言い渡す。
ロンは、ジョシュを誘って、おやつのおねだりの続きを始めようとする。
キムは、その2人に向かって、「来年は、私も一緒に行くわ。・・ねぇ、聞いてる?」・・・で、おしまい。
第2シーズン以降のキムは、ほとんど3枚目的要素は無くなっています。まぁ、一部例外は見られますが、基本的に、ロンの不真面目な部分が強調され、それをたしなめる役割が多くなっているからでしょう。
見ようによっては、このシーズンを経験した事によって、キムを大人っぽく成長させたと言えるかもしれません。キムは、シーズンを終えるごとに、精神的に、確実に成長しているように思います。その分、面白さとしての意外性は失われましたが、ヒーローと言う部分での安心感は、増しましたね。