え~、ちょっと#12は飛ばして、#13です。
ちなみに、明日は、#14も飛ばして、#15です。
今回のエピソードは、ある意味、切実です。笑い事ではなく、実際に経験者もいるかもしれません。いわゆる、自分の親を「恥ずかしい」と思うか、思わないか、と言うことになりますが、ティーンヒーロー、キムにとっても、同じことが言えます。
でも、オチは、それだけではありません(笑)。
そのあたり、ポッシブル家に「抜かり」は無いのです・・・(爆)。
あらすじ・・・。
学校の外。
今日は、スキー旅行の日。課外授業です。
バーキン先生は、生徒をバスに乗り込ませています。
ロンは、スキーが出来るとあって、興奮気味。キムも「悪者に追いかけられずにスキーが出来る」と、楽しみな様子。
しかし、アラン・プラットと言う生徒が、親同伴で行かなければならないことに、深い同情を示す。ロン「恥ずかしさの極致」、キム「悲劇ね・・・」
ところが、そこへキムママが現れる。
ボニーが呼んだらしい。
他の親(プラットさん)がインフルエンザでダウンしたということで、弟たちを預けて、馳せ参じたってことらしい。ボニーは、キムとママ、パパの記念写真を撮る。
(もちろん、これは、ボニーの陰謀。キムを困らせて、笑ってやろう、と言う作戦だ。親切を装った、このボニーの作戦は、しかし、最後には、大きなしっぺ返しが待っている・・・)
ボニーは、キムに、「親がついて来たら、恥ずかしいって感じる人も居るかもしれないわね?」と、シャーシャーという。
キムパパは、手作りのスノーボードを持参。「パパ、無理に若ぶってる・・・サイテー・・・」とキム、早くもピンチ?。
バスの中。
キムママは、キムが家族旅行でずっとやっていたというゲームをやろうと、みんなを誘う。キムパパは、話を合わせて「それか、トイレ休憩・・・」というと、一同笑い・・・。
憮然とするキム。そこへロンが「信じられない」と言って、新聞見せて来る。
ミドルトン山に、怪物の足跡を発見・・・、と言う記事。
しかし、その新聞は、まぁ日本的に言えば「トーチュー」(東京中日スポーツ)(爆)。記事の信憑性が、非常に怪しい新聞だ。
ロンは、その新聞社が、怪物のクリアな写真に5000ドル出すと言うことに注目しているが、バーキン先生に「そんなの本気で信じてるわけじゃないだろうなぁ?」と言われ、しぶしぶ「えぇ・・・」と言う。
そして、キムに「他にやるべき事があるでしょ?」と問われ、「君の親と一緒に歌うとか?」と返すロン。
キムママ、パパ、歌いだす「99本のソーダ水、壁に並んだぁ♪、1本だけ飲んだら、98本のソーダ水♪・・・~」。みんなも歌いだす。キム、沈没~(爆)。
スキー場、ロッジ。
バーキン先生が、ロンに近づき、「怪物を探しに行くぞ」・・・。
バーキン先生は、クラスのみんなが「5000ドル」を狙わないよう、さっきは、あえてロンに意見したのだった。
ロンの取り分は「2%」・・・、それをルーファスと分けろ、と、バーキン先生に言われる。
キムママは、キムが初めて、スキーをやった2歳の時の話を、ボニーたちにする。ロッジでスッポンポンになった話。キムは、止めようとするが、「2歳の子なら、スッポンポンで、歩き回るものよ」とママ。ボニー相槌を打って「もちろんですよ」と、写真を撮り、「どうぞ、続けて・・・」。
山。
ロンとバーキン先生、雪山を歩いている。
物音がして、あたりを探し回ると、何かが現れる・・・、が、二人は、急斜面から滑り出してしまい、崖から落ちる。まぁ、雪が深いので、ケガの心配は無し。
そこへ怪しい、人影?
一応、女性だった(爆)。お互いに自己紹介。
女性はエイミー・ホールと言う名前。
しかし、妙に馴れ馴れしい感じ。バーキン先生(スティーヴ・バーキン)を「スティービー」と呼び、道に迷ったので、ロッジまで送って欲しいと頼む。
ロン、「バーキン先生、モテますね♪」・・・ということで、写真は後回しにして、ロッジに送ることに・・・。
しかし、
直後に、そこへ「サイとウサギ」を合成したような怪獣が現れた。
ロッジの近く。
ボニーとキムパパ。
ボニーは、パパのお手製のスノーボードに興味津々。乗って見せて、とせがむが、そこへキムが来て、パパをボニーから遠ざける。
そして、ロンが、スノーボードで戻って来る。ブレーキの雪しぶきがボニーに掛かる。ボニーは「わざとやった」と怒るが、キムが「偶然じゃないの?」とロンをフォロー。ボニーが立ち去ると、「ありがとうと」とロンに感謝し、「怪物は見つけた?」と続けると、ロンは、「どこまで知ってる?」・・・。キムは無言で首を振る。
バーキン先生とエイミーが来る。エイミーは、バーキン先生をお茶に誘ってる。
すれ違ったキムは、エイミーの胸に「カワウソ蝶」という、「抱っこ人形」がついてることに気付き、思わず「憧れ(?)」の声を上げる。
エイミーが、「そうよ、抱っこ人形、集めてるの?」と聞くと、キムは、周りの視線を意識して、「モールで見たの」と答える。
そこへキムママが来て、「キムは、こういうの大好きでしょ?」
エイミーは、抱っこ人形コレクタークラブの元会長、らしい。
「こんなところで仲間に会えるなんてステキ」とキムに抱きつくと、その瞬間をボニーが撮影。
エイミーにお気に入りを聞かれ、キムは、「ずいぶん昔の事・・・」と誤魔化そうとするが、ママに「洗うなって言われてたのは、パンダルー、今も一緒に寝てるじゃないの!」と言われ、絶望的表情・・・。
ロッジの中。
バルコニー(?)の柵の上に、腕を組んで、ブルーな感じのキム。そこへロンが来る。
「パンダルーをボニーに知られた、絶望的・・・」と、ロンに話すキム。
ロンは、キムニケーターを借りて、ウエイドに怪物の情報を聞く。
ウエイドは、バーキン先生から、10%の報酬を約束されたらしい。ムカつくロン、キムニケーターをキムに返そうとするが、情報があるかも?と、ロンに貸すことにするキム。
ロンは、キムに、一緒に怪物を探そうと提案するが、「この週末は、非常事態、親から目を離したら、学校の友だちとは、2度と顔を合わせられない・・・恥ずかしさの極致よ・・・」と言うキム。その会話を耳にしてしまうキムパパ。(すまなそう、というか、落胆と言うか、娘に良く思われていないということを知った表情)
そして、バーキン先生が来て、ロンに「(山に)行くぞ!・・・」
山。
バーキン先生と歩いていると、いきなりつまづくロン。大きな足跡がある。
何枚も写真を撮るバーキン先生だが、周りで黒い影が動いている。
そちらに近付くと、茂みの中から小さな犬が出て来た。
しかし、そいつの脚は、ザリガニのように「ハサミ」になっていた!そして、さらに、後を追うように、サイとウサギを合成したような、巨大な怪物が現れ、叫んでいる。
そこへ、エイミー。「まったく、悪い子ちゃんなんだから、出て来ちゃダメよ、ママがどれほど心配したか・・・」と言って怪物をおとなしくさせた。
ロンが、感激して、エイミーに感謝していると、バーキン先生は、「何故おとなしくなった?、ママってのはどういうことだ?」と鋭い突っ込みを入れる。
するとエイミーは、「賢いじゃない、スティービー。カメラを取り上げて!」と言うと、どこから湧いて来たのか、黒いマスクをかぶった男が二人現れて、バーキン先生からカメラを取り上げ、握りつぶしてしまう。
バーキン先生が、一人の男のマスクを取ると、その顔はブタだった。
驚く、バーキン先生とロン。もう一人のマスクを、ロンが外すと、こっちは鳥の顔。
二人は捕まって、研究室に運ばれ行く。
その様子をキムニケーターからウエイドが監視していた。
ウエイドは、遠隔操作で、キムニケーターを動かし、キムに知らせることに・・・。
ロッジの前。
キムパパが、雪だるまを作っているところに、女子生徒2人が来て、キムパパのウエアを誉める。それを見てたキムが、片手で顔を覆って、首を振る。
キムパパ「ちょっとしゃべっただけ、悪かったなら、謝るよ」と言うと、キムは「どういう意味?」と問い返す。そこへママが来て、「あっちへ行きましょ、キムを恥ずかしさの極致に追い込みたくないもの」と言い、パパを連れて行く。
そこへキムニケーターが戻って来る。ウエイド、「大変なんだ!」
研究室。(くつろぎの遺伝子工学研究室)
鳥男とブタ男に拘束されるバーキン先生とロン。
エイミー、バーキン先生に、お気に入りのコーナーを見て!、と抱っこ人形のコレクションを見せる。
「全部集めたけど、満たされなかった」と言い、「実物大の抱っこ人形」だと、怪物たちのことを説明する。
バーキン先生は、「ぜんぜん違うぞ!」と反発するが、「一流の遺伝子工学者にとっては、同じこと。私は、D、N、エイミー、クラブのみんなにそう言われた。」と、クッキーを勧めるエイミー。
バーキン先生は、「君はどうかしてる、間違ってる!」と一喝するが、エイミーも態度が変わって、「おしおきしなくっちゃ」と、怖い目つきになる。
山。
スノーボードで雪山に来たキム。
ウエイドに、抱っこ人形のコレクターのサイトを調べさせ、エイミーのプロフィールを確認。(ウエイドに、「何で知ってるの?」と問われ、「何度か見て、集めようかなぁって・・・」と誤魔化す)
彼女は、異常な、遺伝子結合実験をして、大学を追い出されたらしい事などが判明。
キムはさらに、衛星を使って、地下の研究室を探させ、そこへ向かう。
入り口の監視カメラの動きを先読みして、入り口に侵入するキム。
研究室。
ルーファスと、バーキン先生が、何かの装置に入れられる。
エイミー「あなたとネズミちゃんが、遺伝子的に融合したら、どうなるかしら?」
「お前は、どういう女なんだ!」と、バーキン先生が叫ぶ。
キムが研究室の入り口に入って来て、様子をうかがうが、背後に「猫ヘビ」(?、顔が猫のヘビ)が迫る。猫ヘビに巻かれて、階段から落ち、抱っこ人形のコレクションの棚に激突。
しかし、「パンダルー」ともうひとつの抱っこ人形をつかんで立ち上がり、「パンダルー?これ限定版?12個しかないやつね!」と嬉しそうに言うが、迫って来るブタ男とトリ男にそれを投げつける。
だが、結局、「サイうさぎ」の怪物に捕まる。
エイミーは、キムに「抱っこ人形好きでしょ?、私の遺伝子ミキサーの威力を御覧なさい!」と言って、スイッチを入れる。
装置や操作盤に電気スパークが走り、何かが起こっている感じ。
エイミーがスイッチを切ると、装置から煙が吹き上がり、装置の扉が開くと、中からルーファスとバーキン先生が合体した「キンニクマン」みたいな生き物が現れる。
キム、「サイテー」と言って、嫌そうな顔。(あくまでも、深刻ではないという感じで、ストーリーは進んでいます)
エイミーが、その怪物に「今までの中で一番、成功だわ♪」といったのを聞いたキムは、自分を捕まえている「サイうさぎ」に、「ママに新しいお気に入りが出来たみたい。もうアンタは、どうでもいい・・・」と言うと、キムを放り出して「キンニクマン」の怪物と戦う。
その隙に、キムはロンを助ける。
暴れまわる怪物たち。
「サイうさぎ」は、装置を壊し始める。
ウエイドから「そこはもうすぐ爆発する」と連絡が来る。
キムは、「キンニクマン」を上手く装置に戻して、遺伝子ミキサーを操作。
ルーファスとバーキン先生は、めでたく元通りに・・・。
そして逃げる。
研究室は爆発し、抱っこ人形が散らばる。
助かったと思ったバーキン先生だが、そこに雪崩が押し寄せてくる。
走って逃げる。(無理。。。)
そこへ、ハイテクスノーボードに乗ってパパが来る。
キムたちを抱えて、雪崩から逃げるパパ。
ロケットエンジン(?)付きのスノーボードは、雪崩に追い着かれること無く、無事ロッジに辿り着く。それを見て拍手するママたち。
キムは「パパってサイコー」と抱きつく(キムの目が、面白い♪んだけど、なんて表現すれば良いのか・・・?)
エイミーはパトカーで連れて行かれる。
ママに「ごめんなさい」と抱きつくキムを写真に収めるボニーだったが、そこへ、ボニーのママが現れる。驚くボニー。
ボニーママは、「ボンボンは、すぐカッとなる・・」と言うのを聞いて、「ボンボンだって・・・」とロンが笑う。
ボニーママを呼んだのは、キムママ。
「さすがママね・・・」とキムが言って・・・、おしまい。