さてさて、久し振りのエピソード更新です。
いよいよ、シリーズ、最終エピソードとなりました。
しかも、前後編の2本に分割する気の入れようです(笑)。
これは、レギュラー制作としては、最初で最後のことです。
これまでの連続もの(3本分割)は、いずれも、TVムービー仕様で、DVDのために作られたようなエピソードですからね。
最終、ということで、まさに、オールキャストですよ!
それでは・・・。
あらすじ・・・。
アルプス、ドラッケンの基地
・・・を目指す、キムとロン。
例によって、任務に集中していないロン、キムに怒られる。
ロンは卒業式でガウンが着れる事へ、異常な?こだわりを持っている(笑)。
ドラッケンの基地の中。
ドラッケン、「ミュータント植物液」なるものを開発したらしい。
これは、「破壊的植物」を成長させるようだが、液をまくと、木が生えて、花が咲くだけだった。
思惑が外れ、シーゴーにキムの相手をさせるドラッケン。
だが、ルーファスが次の手を打とうとするドラッケンを妨害し、ドラッケンは、背中にしょったその液のタンクが暴発すると、空中を飛んで、床に叩きつけられる。
変身した(?)かのように不気味に立ち上がるドラッケンだったが、顔の周りに花びらが付いてるだけだった(笑)。
そのあと、液が入った巨大なタンクが壊れ、基地の中に、その液が溢れ出す。
脱出するキムとロン。
その後ろで、植物に覆われるドラッケンの基地。
キムの家。
キム、ウエイドと、今回の件を通信。
そこへ、キムのステレオとパソコンを持ち出す弟たち。
キムは怒るが、逃げ足は速い(爆)。
そこへ、全身キラキラ(宝飾品)にしたロンがヒップホップ調で登場。
キムパパが、ゴルフに出掛けようとして、ロンの姿を発見すると、「宝石関係は禁止だ」と、ポッシブル家の決り事を説明する。
(質素な生活を好む、という設定なのか?、まぁ、これまでも、華美な装いなどは、無かったが、これは、やりだすと、作画が面倒なだけで、作品上、やむを得ない設定・・・?)
スマーティーマート、ペット売り場。
ロンが、ペットの世話をしていると、バーキン先生が登場。
卒業式を前に浮かれている(?)ロンに対して、「全ては、崩壊し、中心は持ちこたえられない」と、謎めいた言葉を告げる。
そして、ロンに「スキーは得意か?」と訊き、「ここからは下り坂だ」と言い残して、去る。
ゴルフ場。
キムパパとスリムおじさん(キムパパの兄)、ほか、キムパパの研究仲間。
ゴルフ場の芝が、何者かにあらされているのを発見。俯瞰で見ると何かのマークのような形になっている。
キムの家。
テーブルの上に、手紙が山のように積まれているが、全て、キムの大学の合格通知。
ロンがやって来て、自分のところには、まだ何も、来ていないとぼやくので、キムは、気を使ってブエノナチョへ誘う。
ブエノナチョ。
ロンは、いきなり、キムの肩をつかんで、「何で終わりが来るの?」と問いただすと、キムは飲んでいた飲み物をロンの顔面に噴出す(笑)。
ロンの考えは、「卒業→全ての終わり」というもの。(バーキン先生の影響)。
キムは、卒業が終わりでないことを説明するが、「卒業するからって、別れるわけじゃない」とう言葉に、ロンが過剰反応し、話がややこしくなる。
で、結局は、キムの説明を理解したロンは、キムとキス。
(こういうシーンが、KPでは重要。基本的に、キムをいじれる<ネタとして・・・>のは、こういうシーンだからね。・・・ひとりパニクってるロンに、「違うってば・・・」と、つぶやくキムが妙に面白い)
キムの家。
キムママとキム。
さっきのロンとのことを話しているようだが、キム自身も、卒業した後の不安を感じている様子。
そこへ、スリムおじさんとキムパパがゴルフから帰って来た。
キムを抱きかかえるスリムおじさん。
元気のなさそうなキムの様子を気遣うキムパパ。
その時、外から爆音。
弟たちが庭からロケット(スパイ衛星用)を打ち上げた。
それで、キムとロンを監視するらしい(笑)。
TVのニュースで、世界各地のゴルフ場に現れたマークを中継している。
キリガンの仕業だと考えるキム・・・。
キリガンの基地、を望むゴルフ場。
キムとロン。
ロンは相変わらず、任務に集中していない(爆)。
キムは、キムニケーターでウエイドと連絡を取るが、通信状況が悪い。
その時、地中から、兵器が現れ、キムたちを狙う。
それは、ゴルフボール爆弾の発射装置だった。
とりあえず、その場は難なくしのぎ、基地の中へ・・・。
キムはキリガンを問い詰めるが、キリガンも、ゴルフ場荒らしの被害者のようだ。
任務はとりあえず、振り出しに戻る。
帰りの飛行機をウエイドに手配してもらおうとするが、通信状態が悪いので、いつもの協力者と連絡が取れないらしい。替わりに、ファーストクラスの飛行機を手配。
空港。
ロン、恋人の別れ(見送り?)の場面に遭遇し、見入ってしまう。
周りの視線を集めるキムとロン。
ロンは、ズボンをはいているか不安になるが(笑)、原因は、他にあった。
本屋の全面に貼られた雑誌の広告、そして、「ヒューマン」というその雑誌の表紙を飾るキムの姿。キムの卒業の記事が、特集されているらしい。
学校、廊下。
キムがロッカーを開けると、中は空・・・。
バ-キン先生が、キムのロッカーの荷物を片付けてダンボールにつめていたのをキムに渡す。ダンボールの上に乗っかってるパソコンのモニターのウエイドが、「(片付けることを)抵抗したんだけど・・・」と言っている。
キム、ロン、そして、卒業を喜ぶモニーク。
ボニーが、雑誌の表紙を飾ったキムに賛辞を贈るが、あごの下にニキビがあると、例によって憎まれ口を叩くが、キムは、意に介さない。
最後の授業。
担当の先生が宝くじに当たって、学校を辞めたらしい。
ので、またまたバーキン先生が代役。
(このお約束は、KPの中では屈指のパターン。手法としても、目からうろこで、永遠に語り継がれるべきものです。フィギュアスケートの技のように、命名しましょう。・・・「バーキン型代役」?(笑)。)
卒業生総代のフィリックスが、キムにもスピーチを頼む。
教室のライトが点滅。(何かの前触れですが、ここでは語られてません)
授業終了の15時丁度まで、生徒全員、時計を見つめつつ待つ。
(まぁ、最後の授業と言うのは、どの国でも同じで、何もやる事がないのですね。)
15時キッカリに時計が壊れ、バーキン先生は、口で終了のチャイム。
一斉に教室を駆け出す生徒。
キムとロンも、手をつないで、学校の廊下のドアを開けて外へ出る。
キムの家。
卒業式出席の為に来ている、おばあちゃんと再会するキム。
パパとスリムおじさんも、キムの新しい合格通知を見ながら・・・。
弟たちは、スパイ衛星が軌道に乗ったと、喜んでいる。
キム&ロン、
それぞれの家で、卒業式のための準備、
身だしなみを整え、写真撮影。
天文台。
チェン博士が、夜空に何かを発見。
キムパパに連絡するが、電波状況が悪く、切れてしまう。
キムの家。
一家でキムの卒業式へ車で出発。
しかし、その直後、キムの家に何かが落下して来て、家は粉々に・・・。
そこには、巨大な兵器が・・・。
隠れ家マンション?
(ドラッケンが、シーゴーに荷解きするよう指示しているのを見ると、基地がミュータント植物に占領されたので、引越ししたものと思われる。)
ドラッケンの顔には、相変わらず花びらが生えてきているので、シーゴーにおちょくられている。
外が明るくなり、巨大なライト(塔?)のようなものが現れている。
学校のトイレ。
ロンの前に、念写されたヤマノウチ学校の「センセイ」が姿を現す。
センセイは、ロンに、「魔力は、逆境で花開く」と告げ、その準備は出来ていると言いつつ姿を消す。
卒業式。
グランドの外で待機しているキムたち。
いよいよ式が始まるということで、ロンは、キムが宇宙へ行っても、地球で待っていると、わけの解からない事を言う。
(これは、ロン自身が予感した事を話していると理解すべきか?ロンの持つモンキーの魔力に由来するものか?。まぁ、物語の進展上、ロンを冷静に対応させるべき手順・・・と言う感じです。センセイが言った「準備が出来ている」ということも、その手順のうちに入るでしょう。)
卒業生入場。
観客席には、キムやロンの家族の姿・・・、そして、セニョール・シニア・ジュニア?
ジュニアが手を振る先には、ボニーが・・・(爆)。(あれから<#82から>本当に付き合っていたんだ、というオチですね<笑>)
そして、ジータ(同じ卒業生だったんだ!)は、ステージの上にいるフィリックスに向かって手を振っている!?。(フムフム、そういう関係にしたのか?<爆>、まぁ、お似合いっちゃ、お似合いだわね。)
フィリックスの挨拶が始まる中、キムは、席の離れたロンに「告白したい事がある」と話し掛けるが、回りの騒々しさの邪魔されて、上手く伝わらない。
そのうち、フィリックスが、壇上からキムを呼ぶ(スピーチのため・・・)
隠れ家マンション?
巨大なライトだと思っていた物体は、宇宙船だった?
ドラッケンが、その中へ吸い込まれて行く。
卒業式。
キムのスピーチ。
その上空から、キムに向かって怪しげな光線が・・・!空中に浮かび上がるキム。
そして、ロンが駆け寄り、手を伸ばすが、その光線の中をキムが、上空の宇宙船の中に吸い込まれて行く。
宇宙船の中。
先に捕まったドラッケンの隣に、キムが浮き上がってくる。
二人とも、手足の自由が無い状態(手錠のようなもの)で浮かんでいる。
そこへ現れたのは、緑の肌の大男(オーボック?ボーホック?という名前。)
そして、あのオーマンガ(#70)が、後から現れる。
オーマンガが、前回やられた復讐に仲間(夫婦か?)を連れて来たらしい。
キムが「復讐に来たって訳ね!」
で・・・、派手に、To be continued・・・。
次回予告の映像・・・、でおしまい。
(これって、きっと、やりたかったことのひとつだと思います。ディメンター教授じゃないけど、スタッフの「やりたいことリスト」に載っている項目でしょう<笑>。)