今回のエピソードで、第2~第4シーズンでオイラの未見は、#86のラストワンのみです。

このエピソードは、非常に楽しみにしておりました。

YouTubeなどで、キムと私服のシーゴーが並んで座っているシーンとかを見てたので、どんな話なのかな?と、興味津々でありましたが、あ~これか・・・、って感じで、まぁ使いまわしの「悪者ヘルメット」はともかく、シーゴーとキムが、ブエノナチョで話してるシーンでのキムの幸せそうな表情は、印象的でした。


エピソードの基本は、「有り得ないシーゴー」です。

普段ありえない状況が連続するシーンは、それだけで面白過ぎます(笑)。


今回も、邦題タイトル、外し気味。。。

単純に「キムとシーゴー」で良かったんじゃないの?


あらすじ・・・。


夜、どこかの町の一角の倉庫のような場所。

シーゴー他、元チーム・ゴーのメンバーが、それぞれ別の目的で、そこを訪れ、顔を合わせるが、これは、以前ゴーシティで、彼らによって牢屋に入れられた「エレクトロニーク」という、女科学者(?)が、彼らを一ヶ所に集める為のワナだった。

彼女は、「悪者ヘルメット」を使い、チーム・ゴーを悪者化させ、ゴーシティに復讐をしようとしていたのだが、すでに悪者であるシーゴーの説明を聞かず、メンバー全員にヘルメットから光線を発射する。


学校。

バーキン先生が、別の教師が怪我をして休むので、代わりの先生を紹介する。

キムは、それがシーゴーであると気付くが、ロンは気付かない。(・・・というか、ありえないので、そんな詮索はしない、というのが正しいのか?・笑)

(このあと、キムとロンは、アポロの月面着陸に関しての論戦(ではないけど)を交わすが、それってそんなに有名な話題だったんだねぇ・・・)


ドラッケンの基地。

今回のドラッケンは、ピクルスの瓶詰めのフタを開けることに苦労している。シーゴーを呼んでいるが、もちろん、いない。


放課後。

シーゴーの後を尾行するキムとロン。

シーゴーが、悪者化したチーム・ゴーのメンバーに捕まり、囲まれ、攻撃を受ける。そこへキムたちが助けに入る。キムとチーム・ゴーの戦い。

ロンはへまをして、建築機材の下敷きになるが、シーゴーが助けてくれる。

ロンは、親切なシーゴーに「やっぱり、シーゴーじゃない」と思うが、シーゴーは、自分はシーゴーだとロンに説明する。

キムが、ピンチになると、シーゴーが助けに入る。

ひとしきり戦ってから、シーゴーが退散しようと言い、緑の炎を投げつつ、3人は、その場から逃げる。


どっかの喫茶店。

ココアムーを飲むシーゴー、そしてキムとロンがいる。

自らの態度(行動)を「変」と自覚。さらに、この状況が「無茶苦茶、変」と言いつつ、ここまでの経緯(エレクトロニークの仕業)を話すシーゴー。

これからどうすればいいかと不安を口にするシーゴー(すねた顔)。


キムの家。

シーゴーを泊めてあげることにしたキム。キムニケーターでシーゴーをスキャンし、ウエイドにデータを送る。


一方ドラッケン、ふたを開けようとするが開かないまま・・・。


朝、キムの家。

パパに、シーゴーの事を説明するキム。

(以前、#46でも、シーゴーはキムの家でキムパパと対面していますが、その件に関しては、突っ込んで話題にはしてませんね)


学校、玄関。

シーゴーと一緒に車で登校したキム。

シーゴーは、凄く感謝しているが、キムは、くすぐったい感じ?

キムがウエイドに、シーゴーのスキャンの結果を確認すると、間違いなく「悪者ヘルメット」のせいであると判明。


教室。

シーゴーが授業のためにやってくると、教壇の机の上にリンゴとメッセージ。バーキン先生からのラブレター?・・・。


ゴータワー。

シーゴー探しから戻って来たチーム・ゴーのメンバーに、勝手に行動するなと怒っているエレクトロニーク。チーム・ゴーのパワーで、ゴーシティをひざまずかせると息巻いている。

(「ひざまずかせる」という比喩表現を使った事で、チームは言い争いをしますが、原語ではどういう表現なのかな?全く違った、例えば発音関係のギャグかもしれません)


ショッピングモール。

キムとシーゴーが仲良く買物。

そこへロンが来て、キムを封切の映画に誘うが、キムは、シーゴーと「まつげのワックス処理」(?)に行くからと断る。「あとでブエノナチョで・・・」といって、キムはシーゴーと去る。

(詳しく説明すると、ロンが誘った映画は「怒りのレンガ・3」で、キムが、好きな映画では無い。シーゴーは、同名のミュージカルを見て、良い作品では無いと思っているようだが、ミュージカル化されるような作品なのかは微妙・爆。。。そのあと、シーゴーが「心のメモ帳」という女性向の映画を推薦すると、キムも賛同しています。ロンは結局、ルーファスと一緒に見ようとしますが、ルーファスも「心の手帳」がいいらしく、別行動になりました。

・・・本編内容に全く関係ない場面ですが、こういうシーンをやりたくて、このエピソードを作ったんじゃないかと推察します)


ゴーシティ。

チーム・ゴーのメンバーが、銀行強盗などで、町を荒らしている。


ブエノナチョ。

キムとシーゴー、ロンの話(?)で盛り上がっている?

そこへロンが来る。

ロンが、自分の話題なのか問うが、顔を見合わせて笑うだけのキムとシーゴー。楽しそうなシーゴー。

(ここのキムは、本当に楽しそうです。キムはその理由を、シーゴーと自分が、とても似ている(姉妹のよう)と答えますが、オイラもそう思います。正義と悪の違いがなければ、この2人は、同じです。設定上もそうなっていると思います。)

シーゴーがアッパートン近代美術館の割引券を手に入れて、キムと出掛けることに・・・。呆れるロンにキスをして出掛けるキム。


ゴータワー。

チームの意見がバラバラな事に苛立っているエレクトロニーク。

聞けば、以前はシーゴーがまとめていたらしい。・・・ってことで、シーゴーを連れて来いと命令する。


そのころドラッケン。

手下を集めて、瓶のフタを開けさせているが、まだ開かない。


学校、ロッカー前。

バーキン先生に、デートに誘われた事をキムに相談するシーゴーは、キムたちとのダブルデートを提案・・・。


ホテルのレストラン。

バーキン先生は、キムとシーゴーが知り合いであること知り、どういう知り合いなのかたずねるが、キムはシーゴーに「言わない方が良い」と口止め。すると、バーキン先生が、キムとの最初の出会いをシーゴーに教える。バツが悪そうなキム。

バーキン先生は、自分の車のアラームを鳴らし、さも、キムの車であるかのように様子を見に行かせようとし、さらに、ロンには、スティックパンを持ってくるよう言いつけて、シーゴーと2人きりになるよう仕向ける。

キムとロンは、その空気は読めて無いが、そのままブエノナチョへ行くことにした。


キムの家。

バーキン先生の車で送られ、戻って来たシーゴー。

バーキン先生の魅力について語るシーゴーに呆れるキムとロン。

TVのニュースで、ゴーシティがチーム・ゴーに攻撃されパニックになっている様子を映し出していると、キムとシーゴーが同時に、「明日、ゴーシティに行かなくちゃ」。シーゴーがキムに「ジンクス!」(あ~、それも、やらせたかったのね・・・って感じ・・・爆)。


車で海中からゴータワーに到着するキムたち。


一方、ドラッケンは、フタが開かない瓶に攻撃(大げさな光線兵器)を加え、あたりが爆発の影響で深くえぐれるが、、瓶自体は、びくともしない。


ゴータワー。

チームゴーと対決するキムたち。

ロンはキムに、悪者ヘルメットの事を頼まれるが、それを実行するのはルーファス。一旦、エレクトロニークから、ヘルメットを奪うルーファスだが、エレクトロニークと争奪戦。その間、ヘルメットは行ったり来たりで、光線がデタラメに発射されていた。

そして、ロンに命中し、ロンが悪者化・・・、キムが「またなの?」と、嫌な表情。(#56で、ロンは、悪者化してますね)。シーゴーも、そのことを兄弟に聞かれ、「メチャメチャ凄い!」。


悪者化したロンは、エレクトロニークと対決。キムとシーゴーは、他のチーム・ゴーのメンバーと対決しているが、その間、ヘルメットは、ロンとエレクトロニークが争奪戦で、光線がメチャクチャに発射されて、チーム・ゴーのメンバーや、シーゴーに当たったりして、正義と悪がゴチャゴチャに入れ替わり立ち替わり・・・。

(ロンは、キムを悪者化しようとしますが、キムには光線が当たりませんでした)

最終的に、キムがヘルメットを奪い、ロンを元に戻す。

他のチーム・ゴーのメンバーも、シーゴーを含め、全員、正義の心を取り戻す。


警察に捕まり、わめいているエレクトロニークに、ロンがヘルメットで正義の光線を当てると、改心して大人しく連行される。

そのあと、ロンが誤って、悪の光線をシーゴーに当ててしまう。

元に戻そうとしたが、ヘルメットが壊れてしまい、シーゴーは、丁度、彼女を探しに来たドラッケンに拾われて行ってしまう。バーキン先生とダブルデートをしないで済むと安堵するロンだがキムの気持ちは複雑?・・・。


キムとのツーショットの写真(プリクラ?)を見ているシーゴー。

ドラッケンに、次は「キューリ作戦」だといわれ、緑の炎で、写真に火をつける。そして、渡された瓶のフタを簡単に開けるのだった。

床に落ちて燃えている写真・・・。(シーゴーの思いが、意図されているかのように、最後のワンショット分が燃え切らないで、そのカット終了)


エンディング。

シーゴーに逢うため、基地を訪れたバーキン先生。花束と、ギター演奏で歌う。

モニター越しに見ていたシーゴー、「もういい」と、何かのスイッチを入れる。

オフ画面、バーキン先生の悲鳴・・・で、おしまい。