シーゴーの素性が明らかにされるエピソード。でも、何故シーゴーが、悪者になったかは不明。通常、有り得ないシチュエーションもあり、ファンの心をくすぐるエピソードです。
あらすじ・・・。
ロンは、キムを連れて、わざわざ飛行機に乗って、「ゴーシティ」にやって来た。
この町に新しく開店した「ブエノ・ナチョ」を視察するためだ。
新スタイルのその店は、注文は全て、カウンターのタッチパネルで行う。
回転式のサラダバーに感激するロン・・・。
そこへ、鳥(コンドル?)を操る悪者登場!
悪者(名前忘れた)の目的は、
この店で、身分を隠して働いている、この町のヒーロー「ヒーゴー」?から、
彼の特殊能力である「怪力」を奪う為である。
キムたちは、その悪者の鳥と戦うが、ヒーゴーが油断した隙に、
その能力を奪われそうになる。
それを阻止しようとしたキムが、
誤って、その能力を吸い取る光線の中に入ってしまう。
結果的に、悪者の作戦は失敗して、その場を立ち去るのだが、
ヒーゴーの「怪力」能力は、喪失してしまった。
と、共に、キムの様子がおかしい。
ミドルトンに戻ったキムたちだが、キムが、学校のロッカーを開けようとしたら、彼女の手が青く光って
ロッカーのドアごと取れてしまう。
体育の授業(バスケットボール)で、キムは、凄いジャンプ力を発揮して、ダンクシュートするものの、
勢い余って、ボードごと床に叩き落してしまう。
チアリーディングの練習では、怪力を発揮して、逆三角形のピラピッドで、チームメイトを持ち上げる。
そんなこんなで、
放課後、キムとロンのところに、ヒーゴーが現れて、
自分の能力が、キムに移ってしまった事を説明する。
そして、3人は、ヒーゴーの秘密(?)基地へ・・・。
そこは、「チーム・ゴー」の拠点であり、ヒーゴー(ブルー)以下、兄弟(5人)揃って、隕石によってもたらされた、それぞれの能力を、正義のために活かすよう結成されたチームであることが説明される。
しかも、なんと!
あのシーゴーが彼らと兄弟であることが判明!
シーゴーは、彼らを嫌ってチームを離脱したらしい。
と、そこへ、「小さくなれる」能力を奪われた弟?(パープル)が帰って来て、
例の悪者から、末の弟(レッド)を人質にしたから、返して欲しければ、全ての能力を渡しに来いというメッセージがスクリーンパネルに送られて来た。
レッドを助ける為には、まずシーゴーを連れてこなければならないということで、
彼らは、ドラッケンの基地へ。
そして、とにかく、シーゴーも合流して、作戦を考えるという名目で、みんな一緒にキムのおうちへ(爆)。
このアホ?な状況を目の当たりにして、キムパパは、キムをフルネームで呼んで、説明を求める。
(このフルネームで呼ぶということには、何か意味があると思うが、想像するに、「公式に・・・」という意味合いがあるのだろうか?大袈裟な事を表現したい?笑いの一つ?・・・有り得ない状況なので、そのことを補完してるのかも・・・笑いとして・・・)
まぁ、そんなこんなで、
呆れて帰ろうするシーゴーをキムが止めたり、キムが悪者の基地を探させる連絡をした時に、
キムのうちにいるシーゴーに驚くウエイドだったりと、なかなかマニア向けの演出?
さて・・・、
悪者の基地で、いつものアクションシーン。
キムに移った能力もシーゴーの能力も、一旦悪者の手に・・・。
奪われた能力は、悪者がもつステッキに取り込まれ、それを持つものが、それらの能力を発揮出来る設定。
一時、シーゴーがそのステッキを奪うことになるが、結局、ステッキはキムが破壊して、閉じ込められていた能力は、それぞれの身体に戻っていく。
そこへドラッケンが、ウエイドから連絡があったということで、シーゴーを救出しに来る。
まぁ、こんな感じで、めでたし、めでたしで作戦は終了。
そのあと、
シーゴーが簡単にステッキをキムに壊されたことに対して、
キムとウエイド、シーゴーとドラッケンが、「優しい?シーゴー」に関してのやりとりがある。
それは、キムが持つシーゴーへの気持ちの説明がなされているようですが、
むしろ、作品全篇を通じての「設定の説明」的要素が強いように感じます。
つまり、「罪を憎んで、人を憎まず」・・・です。
ですから、ここでシーゴーの本心が「兄弟への思いやり」にあったという考えは、外れてはいませんが、
それをキッチリ説明しているのではなく、事の真偽は、視聴者に委ねられていると考えてよいでしょう。