ひと工夫 | 福岡東カイロの きっと良くなる もっと良くなるブログ

ひと工夫

今回は部活やってる二人の子の話です。


先日、中学生のサッカー少年が2度目のご来院。


初回、姿勢もボディバランスもかなり悪かったので


『喝!』を入れといたにも関わらず、今回は腰が痛いとの事。


でも、試合中に腰に肘を喰らって痛めていただけで、


姿勢もボディバランスも、とても良い状態をキープしてました♪


私のひと工夫アドバイスをしっかり守ってくれていたようですヾ(´▽`)


しかも少し安定してきた気がするとか、足が少し早くなったとか、なんかイイ感じ♪


夏までにレギュラーゲット出来たら良いですね。


そしてもう1人、高校生のテニス少年が5度目のご来院。


2~3ヶ月毎に来院してくれているのですが、どうもからだが安定しない・・・


硬式とソフトテニスのバウンドの違いからか、ジャンプして打つクセがあるようで・・・


錦織圭選手の影響も多少はあるのかな?笑


私:『でも、地に足着けず不安定なままラケットを振るのは、肘や手首に負担がかかるし、着地してからでは対応が遅れるしで良い事ないと思うよ』と言うと


少:『あっ・・・そうなんですよね。バタバタしてるってよく言われます。』


私:『やろ?それより、良いバウンドで打てるように素早く動く事を考えた方が攻撃的やし、バタバタせずにリターンにも対応できるんじゃない?』と言うと、


少:『ああ・・・確かにそうです。どうしたら良いですかね?』


私:『ん?もう何度も教えとるやろ?ココをこうして・・・』


少:『あっ!そうでした!ではこういう場合は・・・』


私:『んん~?それもココをこう・・・』


少:『ああ~っ!そうでした(笑)』


私:『あまり難しく考えずに、まずはココをひと工夫してごらん。きっと良くなるよ♪』


少:『ハイ!やってみます!』



当院で教えているのは、ほんのちょっとのひと工夫です。


全然大した事ではありませんが、そのひと工夫で、


少なくともケガは大幅に減ると私は思っています。


しかし、習慣になっている何かを変えるのって本当に難しいのです。


サッカー少年はたまたまピンと来たのか、一生懸命意識したのか分かりませんが、


実はテニス少年の反応の方が普通なのです。


でも、いつかからだで気付いて貰えたら良いなと思ってます。


スポーツを頑張るのなら、持てる力をちゃんと出せる状態で頑張って欲しい。


捻挫して歩けない子にも『根性見せろ!』とプレッシャーをかけ、


テーピンググルグル巻きで無理矢理走らせるなんて最悪ですよ。


根性の使い方を間違っちゃイカンと私は思います。



以上、根性無しの甘ったれオジサンの私見でした(笑)