<アップするのを忘れていた続きモノ。せっかくだから上げておきます>

 

がん治療への向き合い方1 (コチラ)の続きです。

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質問3 <運転免許保有者の方へ>

自動車の内燃機関や操舵の機構を説明できますか?

(パソコンのメカニズムでも一緒)

 

自動車工学や機械工学、電子制御学、など、込み入った専門を知らなくても、

 

・車を動かし、操舵し、停止させる”手順”

・交通ルール・法律

・地図の読み方(Naviの使い方)

 

を知っていれば、通常は安全に運転できるわけです。

逆に上の知識が欠けると・・・ 事故のリスクが上昇します。

 

 

このことは、がん治療の個人的戦略をきめるときも、似た様なものであることに気がつきます。

 

外科学、内科学、腫瘍内科学、放射線治療学、薬理学、免疫学••••などを修めていなくても、

 

「がん」とはどういう病気かという大枠の理解(マップ)と、治療という目標に繋がるより正しい道の選択するセンス・能力・リテラシー(ルールに当たるもの)があればよいということが言えると思います。

 

マップと交通ルールのアナロジーからもう一つ。

道を間違えた、と気づいた時に、あるいは怪しいぞ、と思った時に、いつでも戻れる柔軟性が必要だ、ということも同じです。