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http://sansirohike.blog.fc2.com/blog-entry-2842.html
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ちょっと具体的な表現。

「在日韓国人をテポドンにくくりつけ、
韓国に打ち込みましょう!」

「(在日朝鮮人が)憎くてたまらない。
殺してやりたい」

「いつまでも調子に乗っとったら、
南京大虐殺ではなく
(在日韓国人が多く住む)
『鶴橋大虐殺』を実行しますよ」


話題の「ヘイトスピーチ」です。

当ブログでも取り上げました。

ヘイトスピーチ 憎悪の連鎖断ち切ろう  表現の自由とは別物であり法規制すべき
http://sansirohike.blog.fc2.com/blog-entry-2388.html


私は、韓国や中国が国として
とる反日行動に対して抗議する
のは政治的行為としての表現の
自由と思います。

しかし、韓国人、中国人そのものの
存在に対して悪意を発露するという
のは差別であって表現の自由などと
いうものとは相いれないものと思います。

基本的に人類は皆平等であって、
お互いにその存在そのものは認め
あうべき。

まあ、好き勝手に相手を殺しては
よくないのと同じようなもの。

人種、皮膚の色又は種族的出身を理由に
する人間の差別は、人間の尊厳に対する
侵害であり、国際連合憲章の原則の否定、
世界人権宣言に謳われている人権及び
基本的自由の侵害、及び国家間の友好的
かつ平和的な関係に対する障害及び諸国
民の間の平和及び安全をも害するものとし
て非難されなければならない。


これは、1969年に発効し、日本は1995年に
加入した人種差別撤廃条約の第一条。

人種差別撤廃条約(あらゆる形態の人種差別の撤廃に
関する国際連合宣言)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinshu/decl_j.html

今日本で行われているヘイトスピーチ
など許すわけありません。

日本の政府の対応が生ぬるいと
いうことで

国連人種差別撤廃委:ヘイトスピーチで刑事捜査、日本に勧告

ジュネーブにある国連の人種差別撤廃
委員会は29日、異なる人種や少数民族に
対する差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪
表現)を行った個人や団体に対して
「捜査を行い、必要な場合には起訴すべ
きだ」と日本政府に勧告した。
インターネットを含むメディアでのヘイトス
ピーチについても適切な措置をとることを
要請。人種差別の禁止に向けて、
「特定もしくは包括的な法整備」の実現
を求めた。


人種差別と表現の自由との違いも
意識していない日本政府。

というかヘイトスピーチを規制するのは
表現の自由を侵害するおそれがある
と言っているのは、実は、政治を批判する
行為をいっしょくたに規制する下心が
ある可能性も大いにありますね。

とにかく大切なのは「差別撤廃」の
観点なんです。

そのため国連人種差別撤廃委も同時に
表明しています。

一方で、ヘイトスピーチ対策を、その他の
抗議活動などの「表現の自由」を規制する
「口実にすべきではない」ともくぎを刺した。


速く日本の恥ともいうべきヘイトスピーチを
無くしたいものです。