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今歳水無月のなどかくは美しき。
軒端を見れば息吹のごとく
萌えいでにける釣しのぶ。


伊東静雄の詩集「夏花」の中の
「水中花」の最初の部分。

「釣り忍」とは、シノブを葉のついた
ままたばね,井桁や船の形などに
作ったもの。

夏,軒先につって涼味を味わう、
目で涼む、日本の文化ですね。


つりしのぶ:浮かぶ涼--東京「萬園」 つりしのぶ

シダ植物のシノブを軒先に
つるし、涼しげなたたずまい
を楽しむ「つりしのぶ」の
出荷が、東京都内で唯一の
生産者「萬園(よろずえん)」
(東京都江戸川区)で最盛
期を迎えている。