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このような壮大な研究は
夢があっていいですね。

まさしく宇宙規模。

宇宙発電:無線送電技術進み 30年代後半、実用化目標

宇宙空間に巨大な太陽光パネルを広げ、
天候に左右されず24時間地上へ電気を
送る「宇宙太陽光発電」。
SFチックな夢物語かと思いきや、新しい
エネルギー基本計画の政府原案で重点
課題に挙げられ、核になる無線送電技術の
合同実演会が初めて開かれるなど、にわかに
活気づいている。
目標とされる2030年代後半の実現はなるか。


近年は情報機器等への数ワットレベルの充電を
目的とした、非接触式という名称での数センチ
からよくて数メートルでの近距離の送電技術は
各社で研究されています。

この記事は、そんなレベルとは大違い。

最終目標は発電所レベル、数百万キロワットの
太陽光発電が可能な地上42000KM高度の
静止衛星を打ち上げて、マイクロ波で電力
伝送するっていうんですから。

子供のころにその話を聞いて、地上の受信
設備と衛星の間に入ったら黒焦げになって
死んでしまうと思いました。

当然、そんなことが無いように、弱い電波を
広い範囲で受信します。

1GWを受けるのに10KM四方の大きさで
受ければ問題ありません。

でも、これだけ聞いただけで、宇宙も地上も
相当に巨大な設備です。

米国も1960年代から検討始めましたが
90年代には開発費が膨大ということで
中断。

でも、宇宙で太陽光を受けるのは、曇りも
ないし、地上までの空気やチリで太陽光が
減衰することが無いので非常に有効です。

というわけで、決してあきらめない我が日本の
研究者たちが頑張っているんですね。

頑張ってください(‐^▽^‐)