一昨日は、原発再稼働の
判断において、国として
核燃料の枯渇、放射性
廃棄物処理等への
将来的な計画をもとに
すべきと言いました。

でも、そもそもこんな
ことでは、最初に戻って
すべてをゼロから見直す
べきでしょう。

東通原発:ポンプが一時停止…女川原発でも

東北電力は4日、女川原発1号機
(宮城県女川町、停止中)と
東通原発1号機(青森県東通村、
同)で、使用済み核燃料プールを
冷却するポンプが一時停止した
と発表した。
いずれも「爆弾低気圧」で送電線が
ショートし、電圧が一時的に急低下
したためとみている。

たかが爆弾低気圧で
問題が起きるなんて
ストレステストがどうの
こうのなんて100年早い。

もう原発事業における装置、
システム設計が根本的に
間違っているんではない
でしょうか。

さらにまあ、今話題の
ストレステスト自体が。

敦賀原発:ストレステスト報告書誤り119カ所 日本原電

日本原子力発電は4日、
敦賀原発2号機(福井県
敦賀市)の安全評価
(ストレステスト)1次評価
の報告書で119カ所の
誤りがあったと発表した。

日本原電は安全評価への
影響はないなんて言って
ますけど、こうなるともう
基本設計から、ストレス
テストの内容まですべてが
原発推進さえすれば安全
などどうでもいいという
命令のもとに行われて
いるんです。

そうだからこそ、国として
安全宣言された福島原発。

いまだに格納容器の
水位が60センチしか
ないことがわかったり
しているんですね。

原子炉そのものも
危険だけど、注入した
膨大な水が汚染水と
してそこらじゅうの土壌、
海水にばらまかれて
いるんでしょう。

似たようなことが
今日も。

福島第1原発:配管から高濃度の汚染水漏れ

京電力は5日未明、福島
第1原発の汚染水の塩分
除去装置の配管から、高濃度の
放射性物質を含む汚染水が
漏れているのが見つかった
と発表した。
放射性ストロンチウムなど
を含み、濃度は1立方センチ
当たり10万ベクレル超とみられる。

目の前の危機も
解決する見通しもない
状況では、想定外の
過酷な状況がおきても
安全かどうかを調べる
ストレステストなんて
するようなレベルでは
ないと思います。

すべての設計をゼロから
見直すことをやるべき
ではないでしょうか。\(*`∧´)/