初めての養蚕ワークショップを終え、いまは通常業務と座繰りのワークショップを定期開催しています。日常のこともブログにいろいろ書きたいなと思いながら、なかなか更新できていません。ブログを書くのは夜中になることが多いので眠くって。

 

今年は、2年ぶりにヤママユを少量育てました。

 

 

 

 

 

先週、最後の幼虫が糸を吐いて繭をつくりました。タイミングよく、オスとメスが羽化してくれると良いですね。この辺は野生でも生息していますから、メスだけ羽化したときは、専用の籠に入れて外に吊るしておくとオスの蛾が飛んできてくれるはずです。

 

 

 

 

 

 

ある日には、蚕室の洗浄をしました。

 

 

 

 

 

 

養蚕が終わって、急ぎではない作業はどうしても後回し。7月に入って養蚕に使ったシートを洗浄している夫。

 

 

 

 

 

糸の仕事。太めの玉糸をひいています。

 

 

 

 

 

 

揚げ返しの風景。今年の春から、揚げ返しの大枠を工業用の機械に変えました。当館の土間は、どんどん小さな工場(こうば)のような風情になってきています。

 

以前使っていた木製の大枠は、独立してからずっと酷使してきたので、ton-cara さんでの座繰りワークショップ開催を機に、そちらで大らかに活躍してもらうことにしました。その揚げ返し器は、群馬の座繰りの道具として貴重なものなので、ton-cara さんでぜひ見てください。

 

 

 

 

 

 

これは今日の夕方の仕事。毎年栽培しているモロコシです。座繰器で玉糸をつくるときに使う箒です。先日の雨で茎が折れたりしたので、支柱とロープで補強しました。

 

 

 

 

 

 

穂が出てきました。今年も上手く実りますように。