か1

晩秋蚕のお蚕上げが終わった9月の末。
蚕具の片づけの予定が雨天でできなくなったので、お休みにして沼田市にある迦葉山へ行きました。





か2

昔から迦葉山といえば、群馬の養蚕農家のレクリエーションの場所。
養蚕が始まる前や、終わった後に泊まりがけで出かけるのです。そしてこちらで養蚕のお札をいただいて帰ります。





か3

わたしが養蚕を教えていただいた榛東村のお父さんの蚕室には、迦葉山の天狗の面がいつも飾ってありました。同じ組みの養蚕農家の人たちと一緒に旅行して、いただいて来たものだと言っていました。





か4

わたしは2012年にお参りしたのが初めてで、今回は2回目です。
以前いただいたお札がそのままだったので、お返しして、新しいものをいただきます。

以前のブログはこちらです。
迦葉山にて(製糸の講のことなどを書きました。)
迦葉山にて・番外編(胎内くぐりをしました。)


か6

若いお坊さんに養蚕のお札をお願いしたら、そのお札の存在を知りませんでした。
ああ、最近は養蚕農家さんはお札をもらいに来ないということでしょうか・・・さびしいな。





か7

お札、ありました。
商売繁昌や家内安全のお札に似ているのですが、ちゃんと「養蚕繁昌」の文字が入っています。このお札を蚕室に貼って、また来年、養蚕頑張ります。