この間、受けたNHKの取材は、世界遺産のことも関連していた。

群馬県は、旧富岡製糸場を含む絹産業遺産群を日本ではじめての近代産業遺産としてユネスコ世界遺産の登録を目指している。

群馬県では、その世界遺産登録を、県民みんなで盛り上げて行きましょうということがあって、それを広めて行く伝道師の活動がある。結構、成果は出ているようだ。

わたしも、微力ながら伝道師協会に参加していて、お祭りなど人が集まるところで、そのビラ配りをしたり、数回だけですけど、ボランティアのお手伝いに行ったことがある。

でも、正直、私は、よく解らなくなっている。

別に、みなさんと同じ考えを持っていなくとも、自分の中で理由があればいいのだ。

でも、その温度差に、後退してしまっている。

今は、それよりも、自分のことで手一杯。

蚕のこと、糸とりのこと。

それも、全く世界遺産と関係がないわけでは無くて、私はそっち方面から攻めて行きますね。

って、言えば、それは、そうなのだけれど。。。


そんな時、同じ伝道師の会でご一緒しているHさんが、以前、同じキャスターの方からラジオでの取材を受けていらっして、その内容がブログで拝聴できるとのこと。



拝聴して、心がほどけた。
これだったら、解る。
信じられる。
次の世代に遺して行きたいと思う。

世界遺産登録がうんぬんではなく、ひとりの女性がご先祖調べのなかで出会った明治の人、高祖父の速水堅曹さんのこと。
とっても素敵です。