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朝鮮学校無償化対象外 校長らは提訴へ



http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130220/k10015653441000.html




↑ 動画見てください





 



今日の朝日新聞 朝刊 (フェイスブックより)




朝鮮学校への補助金続けて



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 北朝鮮の核実験を受け、川崎市の阿部孝夫市長は19日、市内の朝鮮学校在籍児童の保護者に市が給付している補助金の一部を、拉致被害者救済のために役立てる方針を明らかにした。各家庭への補助額を減らす一方、減額分でDVDなど啓発グッズを購入して各家庭へ配布する。 

 核実験と県の補助金打ち切り方針を受け、同市は対応を協議。拉致被害者家族の横田滋さん、早紀江さん夫妻が市内に在住する川崎特有の事情を考慮し、拉致被害者の救出を強調する形で核実験への抗議を行うことを決めた。

 阿部市長は同日の定例会見で、「抗議の意味もあるが、朝鮮学校で勉強している人にも救済活動に参加してほしいという、川崎市としての意思表示だ」と説明。県の方針については「ゼロは極端。子どもたちに責任はなく、ある程度の教育を保障することは大切」と批判した。

 同市によると、市は授業料の一部を支援する名目で在籍児童の保護者に補助金を支出。月額は児童1人当たり一律6千円で、上半期(4~9月)と下半期(10~3月)に分けて各家庭へ給付している。

 今回はこのうち、12年度の下半期支給分を用いて啓発グッズを購入、各家庭へ“現物支給”する。購入額を差し引いた後の金額を従来通り補助金として各家庭へ支給するが、金額は未定。グッズには拉致被害者の早期救出を呼び掛けるDVDや冊子、横田さんの本などを想定している。

 同市内の朝鮮学校は、川崎朝鮮初級学校(川崎区)と南武朝鮮初級学校(高津区)の2校。12年度上半期は107人に対し約370万円を支給した。13年度以降について、阿部市長は「予算計上したが、執行がどうなるかは分からない」としている。

 南武朝鮮初級学校の彭(ペン)秀哲(スチョル)校長は「急なことでとても驚いている。保護者に支払われるお金なので、市はしっかりと保護者に説明してほしい」としている。








 
 





(フェイスブックより)



神奈川県内の朝鮮学校に対する助成金を打ち切った黒岩知事の昨日の会見を見ていて、正直くやしくて眠れません。朝鮮学校は、いつどのように出来たのか?なぜ北朝鮮の影響が色濃いのか?韓国籍の生徒が半分以上占めているのはなぜか?どのように運営されているのか?どれだけのことを知った上で朝鮮学校を差別しているのか分かりませんが、国際都市横浜がある神奈川県の知事として、黒岩知事は誰よりも公正な国際感覚を持つべきではないのでしょうか?

昨夜、愛媛テレビが制作したドキュメンタリー「ウリハッキョ ...~民族のともしび~」を観ました。舞台は愛媛県松山市にある四国朝鮮初中級学校で、時は10年前の2002年です。拉致事件の発覚により大きく揺れ動いた四国朝鮮学校を追ったドキュメンタリーですが、朝鮮学校の実情をリアルに捉えていると思いました。あれから10年が経ちますが、朝鮮学校を取り巻く環境はますます厳しくなっています。10年前、拉致問題の影響が朝鮮学校に及ぶことはありましたが、今のように政府や地方自治体が先頭に立って朝鮮学校に圧力を掛けるようなことはありませんでした。外交問題を教育の場に持ち込んではいけないという線引きがしっかりなされていたのだと思います。

昨年12月6日、アメリカがネバダ州で臨界前核実験を行いました。もちろん、アメリカンスクールへの制裁はありませんでした。また、今年1月19日と30日に中国海軍艦船による海上自衛隊護衛艦への射撃管制レーダー照射がありました。もちろん中華学校への制裁はありませんでした。この二つの事例を見てわかるように、外交問題を教育の場に持ち込まないことは当たり前のことなのです。しかし、その当たり前のことが朝鮮学校にとっては当たり前ではなくなっています。これを差別といわず何というのでしょうか?

朝鮮学校問題は、私たち在日韓国・朝鮮人の問題ではありますが、実は日本に存在するという点において、日本人の問題と言っても過言ではありません。そのことをきちんと理解して、全面的に応援してくださっている方が沢山います。心から感謝したいと思います。しかし、朝鮮学校を差別する人がいることも事実です。今でいう政府と心ない地方自治体の長たちです。朝鮮学校は戦争の落とし子である在日韓国・朝鮮人問題の発生と共に始まったものです。いわゆる日本のマイノリティー問題と言えます。

マイノリティーに対する扱いは、その国の成熟度を測るバロメーターと言えます。特定のマイノリティーに対する差別が、発展途上国ならいざ知らず、世界有数の先進国である日本において公然と行われているということは、先人達が作り上げた誇り高き国、日本の品格を貶める行為に他なりません。

安倍首相は「美しい国」の実現を目指されています。日本における美しい国造りのベースと言えば、やはり武士道精神だと思います。己に対する厳しさと、人に対する優しさを併せ持つ武士道の精神が、いつまでも輝き続けることを心から願います。


※この映像に出てくるお母さんたちの悲痛な叫びに、ぜひ耳を傾けていただきたいと思います。