---hiphopのパパの一人はJAZZです。


今泉総之輔さんが、今日のブログに書いている。


うまいことを言うもんだ。

日ごろ、感覚世界でセンサーを研ぎ澄ませ、常に身体的な鍛錬を欠かせない中で生きている人たちの言葉は、ものごとのエッセンスを、ずばり、抽出してくれる。


hiphopってなんだ?って、人に訊かれることがある。

浅学の当方には荷に余る質問でいつも困らされている。


JAZZがパパの一人だとすれば、まだほかにもいるということになる。

ほかにだれがいるのかはわからないが、hiphopは、JAZZやそれ以外の父親から生まれたたくさんの子どもたち、ファッションやラップやアートなどが集まって作り出した世界のことなのだ。


今泉さんの言葉は、そういうようなことに思いを至らしめてくれる。


---hiphopという文化


作家の高橋源一郎さんは、どこかにそう書いていた。


今日、2月16日。

月一が定例になりつつある<BMSO>のライブがある。

2時、大久保・BOOZY MUSE。


サンプラー・アーチストのBlahMuzikさんとドラマー今泉総之輔さんのduo。

限りなく新しさを希求するhiphop。

楽しみだ。


2月14日。

川口・リリア音楽ホール

東京藝術大学打楽器専攻生有志によるコンサート

<PERCUSSION ENSEMBLE>を聴く。



散歩職


ジャズの世界でも注目されている石若駿さんも出演している。


シェーンベルクのかの有名な<浄夜>を9台12人のマリンバで演奏してしまうという、世界初の?試みがあった。


ほかに、4人によるタンバリンやスネアーのパフォーマンス、暗闇の中に浮かび上がる3台のテーブルを3人6本の白い手が叩くテーブル・ミュージックなどなど、予想していた堅苦しくて小難しいコンサートとはまるで違ったなんとも楽しいエンターテインメントであった。


hiphopについても言えそうだが、若い人たちには、ジャンルの壁などあって無きがごときものなんだろう。

ジャズやクラシックや現代音楽やアートなどをセグメントしている壁ないしはバリアーなど、軽々と飛び越えすり抜けて、自在に行き来しているように見える。


新しい何かはそういうところから生まれてくる。

生きてるうちに、見たこともない<新しい子ども>と対面したいものだ。


北風が強い。