サトリってどんな人？
２分で読めるサトリの簡易プロフィール
『自分の軸』とか『天職』とか、
『本当に自分がほしいもの』とか、
そういうものに振り回されてる人が多いです。
『自分の軸』なんてものは、
自分の辿ってきた道、
経験してきたことの
中にしか見つからないし、
自分がご縁をもって経験する仕事は、
全部『天職』だし、
『本当に自分がほしいもの』は、
もうすでに手にしている
ものでしかありません。
必要なものは、全部手元にあるのに、
それを見ようとせず、
『隣の芝生』を見たり、
『青い鳥』を探して
フワフワしてる人が多いです。
こういうのはきっと、成熟し切った国、
日本だからこそ起こることなんでしょうね。
戦後とか高度経済成長期の日本人は、
そんなことを考える余裕もなかったけど、
今の社会全体を包むような停滞感の中に
生きる、心を病みがちな現代人よりは、
幸せに自分の『生』を全うする人が
多かったんじゃないかな、と思います。
なんにしても、一生懸命に、
自分のやるべきこと、
自分にできること、
目の前にあることに向き合い、
誠実に、丁寧に生きる人だからこそ、
『自分の軸』も見えてくるし、
自分がやっていることを『天職』だと
受け容れて、感謝することができるし、
『ほしいもの』をすでに手にしていること
にも感謝することができます。
人生ってのは、どの瞬間も、
手元にある材料を集めて組み合わせ、
そこをスタートにして次にどんな
未来を創造するのか？
ということに向き合う人だけに、
道が開けるようになってます。
手元にないものばかり見たり、
目の前の現実の選択を放棄して、
現実逃避ばかりする人にとっては、
人生は、自分の期待を裏切り
続けるものになるでしょう。
これは逆に言えば、『現実逃避』しても
とりあえずは生きていけるほどに、
社会が成熟して豊かになった国特有の、
社会的な病気、みたいなものかもしれませんね。
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