サトリってどんな人?
2分で読めるサトリの簡易プロフィール


まずは求めることから始めよう,欲望を否定する,煩悩を否定する

『引き寄せの法則』『成功哲学』
出会ってから、僕自身の中で、

なかなか答えが出ず、
消化できなかったことがありました。


それは、

目標(夢)を持ち、
それを求めることが大事

今、自分の周りにあるものに
満足することが大事



という、ある意味、相反する
ような二つの主張です。



リアルの生活でも、


目標を明確にして、現状に満足せず、
ギラギラとそれを追い求める人、

現状に不満がなく、自分は十分幸せ
だから、これ以上望むものはない、
と言い切って向上心が見られない人、



という、両方のタイプと接して
ますが、どちらも僕自身の中では
『答え』ではない、と感じていました。



前者は、『幸福のカタチ』を決め、

それを手に入れるまでは、
自分は幸せではない、という、

分断思考に支配された生き方で、
(今の自分を幸福から分断している)


後者も、『幸福のカタチ』を決め、

自分は今、それを手にしているから
幸せだ、という発想で、こちらは、

未来の可能性を自分で限定する生き方
(今、手にしているものに執着している)


と言えます。



未来に置くか、現在に置くか、
という違いがあるだけで、どちらも

『幸福のカタチ』を創りだし、
それに執着している


という点では同じです。



成功することを夢見るビジネス志向の人、
物質的な豊かさを中心に見る人は、
前者になりやすく、


スピリチュアル志向の人や、
物質的な豊かさを遠ざける人は、後者に
なりやすいと言えるのではないでしょうか。




『幸福』というものは『カタチ』
ではなく、あなたの感じ方、です。



あなたが、成功者になるために、
目標・ビジョンを持って日々
努力している人なら、


『幸せ』を後回しにせず、素晴らしい
ビジョンを持ち、未来に希望を抱いて
充実感とともに在る『いま』を、
もっと楽しめばいいのです。


それが『幸福』というものです。




あなたが、現状に不満を持たず、
十分に幸せだと感じている人なら、


その『幸せ』は自分以外のもの、

たとえば、

持ち物・仕事・お金・家族・
人間関係・環境・状況etc.


といったものへの依存ではないか?


そして、今よりももっと素晴らしい
状態というのは想像できないか?



という点は自問しておいた方がいいでしょう。


答えがYesなら問題ありませんが、

自分以外の『幸せのカタチ』に依存した
幸せは、いつか『失うことへの恐怖』
取って代わられることになります。


また、今以上の状態を想像できないのなら、
人間の創造の力、生命力の根源である
『想像力』が衰えている、という
自覚がいるかもしれません。



僕は、人間の持つ純粋な欲求、
今よりも良くなろうとする欲求、

向上心や未来への希望、というものまで
否定してしまう考えには、賛成できません。



欲望が苦しみを生む、というのは
一つの真理ではありますが、

『向上心』『希望』といった、
より純粋な欲求は区別する必要
があると思っています。


なぜなら、これが『生きる力』
の本質だからです。



引き寄せの本質は、

真我の望みにそって自然の流れに乗る、

ということですが、


『流れに乗る』というのは、
『成り行きに任せる』というのとも違います。


まず、勘違いしやすいのですが、

あなたは川の流れの中に浮かぶ
木の葉や小枝ではなく、

あなた自身も『自然』という流れの
一部
だということです。



また、『自然の流れ』とは、言葉がイメージ
させるような、緩やかなものではなく、

この世界を、現実を動かす大きな
パワーを秘めたものなのです。


なので、流れに乗っているとき、人は、

強力な『動機』『モチベーション』

を感じることになります。



この『強力な衝動』こそが、生命の
持つ力強さの本質だということです。




今が幸せで在ることは大切ですが、

それは、いま身の回りにある
『幸せのカタチ』を手にしている
ことでもたらされるものではなく、


未来に希望があるから、

人生がより良く続いていくことを
知っているからこそ、『いま』
命を与えられていることに感謝する、



そういう感覚が『幸せ』なのだと思っています。



手にしているもの、身の回りに
あるものに感謝することは大切です。


ですが、それらを感謝という名の
『記憶のコレクション』として
集めてしまうと執着になります。


自分の周りにいるあの人に感謝する、
自分が持っているこの物品に感謝する、
自分が今やっているこの仕事に感謝する、



と、感謝していくうちに、
『感謝すべきもの』に囲まれているから
自分は幸せなのだ
、と錯覚するのです。


すると『執着』が生まれます。


執着が起こると、過去のものを手放せず、
未来に待っているものを受け容れること
ができなくなるのです。


これが『現状への執着』です。
これを『幸せ』と勘違いしてしまう
人も多いのではないでしょうか?


本当の幸せとは、『過去の記憶』
結びつくものではなく、『未来の希望』
に結びつくものです。


今、手にしているものは、次の瞬間には
『過去』へと流れていくものです。


『未来の希望』は、どの『いま』
あっても持ち続けることができます。




ビジョンを大きく持ち、『いま』
対して卑屈になることなく、純粋な
向上心を持って生きることは、

あなた自身の器を広げることなのです。


あなたが、自分の可能性を限定せず、

現状に執着せずに、あなた自身を高め
続ければ、それが他の誰かに希望を
与えること
になります。



精神的なもの、物質的なものにせよ、
『豊かさ』とは、自分(自我)と
世界・現実のつながりの強靭さ
だと言えます。



『豊かさ』への欲求は、最初は
自我レベルの願望・欲望から始まり、

いろいろな経験、失敗や挫折から『学び』
を得て、自分の中の本質的な欲求を知り、

そして、ようやくそれが手に入る、という
プロセスをたどるように思います。



自我レベルの願望は、必ずしも
満たされず、そこで苦しい思いを
することも確かです。

でも、だからこそ、『学び』があるのです。



欲望を否定する必要はないし、
そんな欲望を抱いた自分のことも、
否定しなくていいのです。



自我レベルの願望を抱かなければ、
そういう学びも得ることはできないし、
何も始まることはないのです。



ものごとにはいろいろな段階があって、
言いたいことを一言にまとめようとすると、
どうしても誤解をはらむことになります。



ですが、やっぱり、人生においては、

求めること、欲望を持つこと
からすべては始まる、


ということが言えるのではないでしょうか。



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