「慶長の美」を纏う | 散財日記

散財日記

友達同士で散財を後悔しながら公開する日記です

みなさん、こんにちは。
じまじまです。


2011年最初の更新ということで、かなり遅くなりましたが今年も本ブログをどうぞよろしくお願いします鏡餅

ブログを開設してからちょうど1年が経ちました。早いもんです。今年も「ブログメンバーのみんなで(ここ重要メラメラ)」散財していきますので、お楽しみに。


さて、お正月はとっくに過ぎてしまいましたが、せっかくなので「和」テイストな一品を。

今回ご紹介するのはこちら星
matohu 長着 2009AW(かぶき者)

散財日記-アップ


いわゆるドメスティックブランドの中で個人的に一番好きなのが、このmatohu。普段ご紹介しているお洋服の系統からすると、ちょっと意外に思われるかもしれませんね。

散財日記-辻が花

散財日記-かぶき者

"matohuが日本の文化でもっとも魅力的だと思う時代のひとつ、それが「慶長」です。慶長年間(1596~1615)とは、桃山時代後期から江戸時代の初めの20年間をいいます。この時代は力強い生命力と進取の気風、大胆で楽しいデザイン力に満ちあふれています。

matohu は2005年から5年をかけて、「慶長」のトピックを10シーズンにわたって取り上げ、ファッションデザインに落とし込む挑戦をしてきました。それらはファッションにとどまらない文化的な提案として評価をいただいています。"

via matohu


日本の文化をベースとしながらも、どこか日本ではないようなパラレルワールド。そんな想像を掻き立ててくれます。見てるだけでも美しいですね。ただ、どのシーズンも私にとっては実際に着るのが難しく躊躇していました。

それが今回ついに一歩踏み出してしまったわけです。こちらは「かぶき者」というテーマの2009年秋冬もの。

散財日記-正面から②


実際に着るとこんな感じになります↓

散財日記-モデルさんが着るとこうなる

via Fashionsnap.com


このアイテムとの出会いは、青山のスパイラルガーデンで開催されていたmatohuの「慶長の美」展 。1/8~1/19に行われたこの展示会では、各シーズンのもの作りのプロセスをはじめ、設定したテーマの時代背景・文化等が紹介されていました。また、会場では過去のアイテムや復刻版などが数量限定で販売されており、気軽に試着できるコーナーも。

せっかくだし試着だけでも、と思って目にとまったのがこちら。もともと「かぶき者」シーズンは特に好きだったのですが、着てみたら「黒っぽいし意外とイケるんじゃないか」という何の根拠も無いガイアのささやきがドクロ一晩考えましたが、「迷ったら買う」精神で翌日お買い上げ。


こちらは「長着(ながぎ)」というアイテムでして、一見すると着物のようにも見えますが、実際はオリジナルなデザイン。このように何通りもの着方が楽しめるようになっていますダウン

散財日記-パターン①


まずこちらは基本の着方。

散財日記-正面から④


こちらは「伊達衿ライク」という着方。中のライナーをチラ見せします。

散財日記-正面から①


あとはコートのように着てもよし。

散財日記-正面から③

少し工夫するだけで表情が変わるので、どう着るか考えるのが楽しいですね。


ちなみにコレ、左右で生地が違うんですが気付きましたはてなマークホレホレ。

散財日記-左右で生地が違う


もう少し暖かくなったら早く着てみたいなぁと思う反面、これを着て出かけるのはやはり勇気がいりますねえっその前に、まずはこれに合わせるアイテムを買い足さねば。新たな散財の予感…天使


というわけで、今年も張り切ってまいりますグー
それでは、また~ヽ(`・ω・´)ゝ