以下先輩からのメール転載
 
 滝沢市RMCへアルファ核種(ラジウム223)の搬入計画が進行中です。
 前滝沢市議高橋さんのアドバイスを得て3日(月)に、8年前平成20年3月4日の新ベータ核種(ストロンチウム89,イットリウム90)の搬入時の議事録を見に3日(月)滝沢市に行ってきました。
 議事録には事務局が「もし、あまりにも長い(半減期)と我々が判断したものが出てきた場合には、監視委員会の意見を聞いたり、地域の皆様から意見を聞いたりしなければいけないと思います。・・」
 角田岩手医大名誉教授も「・・ただ、○○さんが言うように半減期が長いような医薬品やアイソトープが出てきた場合には、やはり村(当時は滝沢村)で決める前に部外者の専門家の話を聞きながら進めていった方がいい気がします。」とありました。
監視委員会会長も「・・・次そのような事案が出てきたらそのようにお願いしたいと思います。・・」とありました。
環境課の担当者はこの議事録を見たためか、進め方に問題があったことを半ば認め監視委員会のときよりも控えめな言い方に変わっていました。しかし油断はできません。
監視委員会で出た意見や疑問をアイソトープ協会に提出し、その回答を待ち、検討し判断すると
いうようなことを話していました。
議事録をアップしました。2頁半ばから議論されています。
 
 ○○さんのご尽力で来週13日(木)滝沢市北部コミュニティセンターで
緊急学習会を開くことになりました。午後3時15分からと午後6時半からの
2回にわけて行われます。
チラシは(HPにアップしています)
 
 

 

 
内部被ばく研究会のMLにアルファ核種医薬品について問い合わせたところ、
メンバーのお一人から以下のアドバイスがありました。
アルファ薬品による、すざまじい被害があったようです。
 
私の乏しい知識ですが、α線源が、医薬に使われた例は、トロトラストという1929年にドイツで発売されたX線の造影剤があります。これは、トリウムの入ったもので、気管支、肝臓、脾臓、血管、特に脳血管などの造影に有効で、ドイツ、スウエーデン、日本でも使われた。これらの臓器にとり込まれて、なかなか排泄されず、ガン、白血病を引き起こした。これを摂取した人の肝臓がん死は、通常の200倍ほど、白血病は10倍ほどであった。http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-03-01-11
 なお、医薬品ではないが、ラジウムシテイーなるドキュメンタリーで見られるのは、ラジウムを発光塗料とした時計を作る工場での、女工さん達の悲劇です。
落合栄一郎