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昨日の朝日新聞に「水確保 動く欧米企業 UN「2030年世界の47%で不足」という記事が載っていました。

  写真が2枚。フォルクスワーゲンの植樹事業@メキシコのイスタ・ポポ国立公園と、 コカ・コーラがスプリンクラーを使った節水実験

ジョージア州アルバニー郊外

 またグラフが載っています。グラフは専門家らでつくる「2030

年水資源グループ」の資料などをもとに作製したそうです。

  世界で利用可能な水の量は年間4兆2000億㎥

     うち河川と湖沼から  3兆5000億

         地下水から    7000億

  2011年の水利用量    3兆8949億

        うち農業用   2兆7260億

          工業用     7010億

           生活用    4670億

  2030年の予測使用量   5兆9000億

         うち農業用  4兆5000億

           工業用 1兆5000億

           生活用   9000億

 

国連教育科学文化機関が「2033年に世界人口の47%が

水不足になる」と予測しており、

「世界経済フォーラム」も昨年1月の報告書で、影響の大きい

世界的なリスクとして「金融破たん」に次ぐ2番目に、

「水供給不足」を挙げているそうです。


   ↓ここからは全くの転載、末尾にkatsukoの再コメント:

英国のNGO「CDP」は今年、世界の主な機関投資家500

社あまりを代表して、日本の大手企業150社に水リスクの

情報公開を求める。

 公開請求自体は10年に初めており、昨年は、米金融最大手

JPモルガン・チェース、

三菱UFJファイナンシャル・グループなど530の機関投資家が、CDPを通じて世界の大企業600社に公開を求めた。うち日本企業

は21社だけだったが、「水不足が深刻化する国で事業展開する

企業が多い」(CDP幹部のマーカス・ノートン氏)として、

日本企業の対象を広げる。

   対象になるのは、昨年末時点の株価時価総額上位の国内150  

 社。水をあまり使わない金融機関は除き、

自動車、電機、金属、食品など各業界のトップ企業があてはまる。

取引先を含む国内外での水利用の実態や、水不足に備えた準備など

を尋ねる。企業が公開した内容に点数をつけ、投資の際の

参考にしてもらう。

  先駆的は機関投資家が、オランダの年金運用機関「PGGM」だ。昨年、保有する世界3千社の株式のうち1割の企業の株式を手放した。「ESG(環境対策、社会的責任、企業統治)」の観点で投資先企業

 の点数をつけ始めたのだ。重視する項目の一つが「水対策」。

 ピート・クロップ上級顧問は、

「限りある水資源を住民と取り合えば、企業は負けてしまう。

 水不足への備えを評価する必要がある」と説明する。  

 ↑ 転載ここまで

↓ katsukoの再コメント

地球は水が豊かな星のようで、(まあまあ)たくさんあるのは海水。

淡水ではないそうです。

 だから水を大切に使う、循環を害してはならないということ自体

は大賛成です。

 けれども水を大切に使うということは、要らない物は作らないと

いうことではないでしょうか。

 写真の例、フォルクスワーゲンはまだしも、コカ・コーラって・・・

咽喉が渇いたら水を飲めばいいので、コーラを飲む必要があります

か?その甘味料のためにとうもろこしを栽培して、水が足りなくなる

ようがんばっています?他方トウモロコシの粉が主食である人たちは

世界にいくらでもいるのに?

 それから・・・水不足を訴えているのが国連?・・・尖閣に

石油が埋まっているよとわざわざ調べたのと似てませんか。

 上記記事で水対策の公開請求とかをしている側は

国連=ロックフェラーのお仲間では?

温暖化、温暖化と騒いで排出権という概念を作り出し、

その売り買いでもうけたひとたちがいることも想起されます・・

 何か・・・すっきりしない記事です。