ざまあみやがれい!さん 

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65778404.html  から転載させて

いただきます:

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2011年12月1日(木)、小出裕章氏が、毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。

核融合には未来がないことについて「放射性物質」の側面から説明しています。


千葉「ラジオネームなやみの多い猫さんという方からのメールが来てまして。わたくしはアメリカの大学院で核融合の研究をしているものです。去年博士号を取得し、今はポスドク研究員をしています。

核分裂を原理とする原発が非常に危険なものだという認識は、前からあったんですが、3月11日散以降今まで知らなかったさらに沢山の問題点を学び、自分の研究テーマである核融合についても、核廃棄物の問題など結局多かれ少なかれ似たようなものなのではないかと考えるようになり、このままこの研究を続けていくことに疑問を感じるようになりました。

そこで小出先生が核融合技術の安全性や将来性など、どうお考えになっているかをお伺いすることが出来れば大変ありがたいです。というメールなんですが。いかがですか……」

小出「はい、えー……。その方に対しては大変言いにくいけ、ですけれども。核融合に将来はありません。」

千葉「はあ……」

小出「はい。あの子[「こ」の入力ミスでしょう=katsuko]の技術はとて、途方もなく難しすぎて実現しないと私は、思います。そして私がその方に向かっていうほどのことはないと思いますけれども。現在唯一実現可能だと思われている核融合は、D-T核融合というのですが。水素の中の重水素と三重水素を核融合させようとする、そういう技術、です。

えーそして核分裂反応は、核分裂生成物という放射能をうむけれども、核融合反応は放射性物質を生まないという、そういう何か宣伝が広く行き渡ってきましたが。燃料に使う三重水素自身が、放射能です。」

(※参考:原子核融合 - Wikipedia この中では「D-T反応」という言葉で説明されています。)

千葉「はあ」

小出「ですから反応を起こす前から放射性物質を取り扱うという技術ですので、私は決してやるべきではないと思っています。えーその上でD-T核融合を起こしてしまうと、大量のほ……中性子が出てきてしまいますので。えー核融合炉というまあ、それもまあ鋼鉄を中心としたものでできるわけですけれども。それが膨大な放射能の塊になってしまい、ます

千葉「ほおー……」

小出「えー、そういう事を考えると、多分その方は今ご質問くださった方はもちろんご理解した上で聞いてくださったんだと思いますけれども、えー……並大抵の技術ではありませんし、おそらく実現もしないし、やるとまた大変な放射能汚染を引き起こすだろうと私は思います」

千葉「んー……わかりました。小出先生ありがとうございました」

小出「ありがとうございました。」

=====(文字おこし、ここまで)