河野太郎さんのブログに行ったついでに他の記事も読んでみると、

ちゃんと再生可能エネへのシフト、新規立地×と言い切ってくれてた!

 ここだけとれば民主党よりいいじゃないですか!

 石原慎太郎などとは大違いですね!


  ・・・・ということはちゃんと核兵器は持たない、どこの国にも持たせ

ない、核の傘からも脱出、とまで言ってくれるのでしょうか。

 原発とは核兵器製造工場の別名ですからね、とくに再処理を

する場合には。

  フランスやイギリスの再処理工場は国内では兵器工場の扱いです。


  下の表、多分ISEPの発表からとったものでは?調べてなくて

 すみませんが。河野さんはISEP代表の飯田哲也さんと親しいか

 少なくとも交流があるので。


  2020年の項の、( )がついている数字とついていない数字の違い

 がわからず・・・


※ ISEP Institute for Sustainable Energy Policies

  環境エネルギー政策研究所

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「ごまめの歯ぎしり」 110331  

「再生可能エネルギー100%を目指す」


 311以後、日本の、そして世界のエネルギー戦略は変わらざるを得ない。

 特に日本のこれまでの誤ったエネルギー政策は転換されねばならない。

 エネルギー政策を転換するという強い政治のリーダーシップの下、それを

実現するための合意形成とルール作り、そして技術開発が求められる。

 今後、原発の新規立地はできないし、政治的な決断で原発の新規立地

を止めるべきだ。この場合、40年で原発を廃炉にするということを考える

と、ほぼ2050年までに日本の原発は止まることになる。

 具体的には、2020年までに20%の省エネ・節電を実現し、廃炉になる

原子力の分を天然ガスと再生可能エネルギーで補っていく。

                  2010        2020
省エネ               -          20%
再生可能エネルギー     10%         30% (37%)
原子力              25%        10% (13%)
天然ガス             25%        25% (32%)
石油石炭            40%         15% (18%)
  ( )内は2020年の電力構成に占める割合

最終的には、さらに省エネを進めながら、再生可能エネルギー100%を

実現する。

欧州気候フォーラム、ドイツ環境諮問委員会、欧州再生可能エネルギー

協会、ドイツ連邦環境庁などが再生可能エネルギー100%のシナリオを

掲げ始めているが、その多くは2050年に再生可能エネルギー100%を

打ち出している。

日本も、政治主導で2050年に再生可能エネルギー100%を目指し、

そのための合意形成やルール作り、そして技術開発を進めるべきだ。

2005年、太陽光発電の年間生産量は、1759MW、日本のシェアは4

7%だった。それが、経産省と電力会社、与野党の原発族の誤った政策

により、坂道を転がり落ちるように地位を失っていった。
       

      年間生産量     日本のシェア
2005  1759MW       47%
2007  4729MW       25%
2008  7350MW       18%
2009 10000MW以上    12%

この10年、全世界の自然エネルギーへの投資は、驚くべき勢いで増えている。

2002   220億ドル
2003   270
2004   350
2005   600
2006   930
2007  1480
2008  1550
2009  1865
2010  2430

2010年末に全世界の風力発電の設備容量は1億9千万KW、それに

対して原発は3億8千万キロワット。このまま推移すれば、あと5年で風

力発電の設備容量は原子力発電の設備容量を追い抜くことになる。実

際は、市場の拡大により、あと3年で風力と原子力の設備容量は逆転す

るだろう。

日本の外では、再生可能エネルギーが驚くべき勢いで伸びている。原発タリバンによる反再生可能エネルギープロパガンダから日本を解き放たなければならない。