過疎地、“限界集落”増加、おまけにそういうところは高齢化・・・といった傾向のなかで

先日東京の人口だけが増えていた。わたしも東京生まれではないのでひとのことは

いえないけれども、非常にいろいろな問題が、東京集中・都市優遇とフィードバック

(結果が原因に影響すること)の関係にあるとおもう。地方のほうが住み易いという

状況をつくっていくべきなのだ。それなのに除雪費用削減とは、見事になすべきことの

逆をいく予算措置だ。

 どうしても要る費用ならその分国債をさらに発行したっていいのでは?国債を買える人は

余裕があるのだから、それでほんとに財政が破綻したら踏み倒せばいい。

―それだけ重大な問題なんだ、除雪は。

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yasu-723 さん http://ameblo.jp/yasu-723/entry-10711471999.html  から転載です:


今年度の北海道開発局の除雪予算が2割削減されます。

3分の1の企業で今後の事業継続が困難―。北海道建設新聞社が実施した除雪事業に関する企業アンケートによると、除雪予算の削減や一般土木などの他工事の受注不振などが、長年除排雪を請け負ってきた企業の体力を限界まで追い詰めている現状が浮き彫りとなった。各社からの意見を見ると「除排雪は道民の命を守る事業。一方的削減は到底納得できない」「基準低下により緊急車両などの通行に支障が出る可能性もある」「住民の苦情はエスカレートするばかり。今以上の除雪を望むなら『雪税』創設が必要」―など、現場で苦悩する企業からの切実な声で埋め尽くされている。

国道と道道(全国的に言うと県道)の除雪は厳しくなります。
除雪回数や排雪回数を減らし、歩道の雪を残す事と、融雪剤の散布を3割削減する事で対処するらしいです。
融雪剤の散布で車の腐食は進みますが、凍結しないため事故は大きく減りました。

現在死亡事故ナンバーワンの北海道ですが、汚名返上は厳しいかな。

削減目的の事業仕分けは、口達者な仕分け人に強引に寄り切られるような決まり手ですんで、雪のない地域の人には無駄としか思えないのでしょう。
自分で車を運転しない人が車の法律を作っているのと同様ですね(笑)

除雪予算を削減しても、渋滞や通行止めなどのマイナスを考えると得したと思えません。





北海道は負担を掛ける地域でもあり、多くの補助金を受けながらやりくりしている地域なので、余り文句を言えない立場でもあります。
金銭的に負担になる地域でも、食の生産など重要な地域です。
冬は農産業の生産性が落ちるにしても、その冬を乗り越えなければ続けられないことは理解して貰いたいものです。

一般舗装や道路工事を請け負う会社を経営している知人が居ますが、「春から秋の仕事をするために人員を確保しなければならないので、冬は除雪の仕事をするけれど儲かる仕事でもないし赤字になる。黒字にはならないけれど、従業員を維持するためには仕方がない」と言っています。
儲かる仕事じゃない除雪の仕事を簡単に削減するってどうなんでしょう?
宇宙開発よりも北海道開発局に予算を!

小惑星イトカワの砂を取るより、雪を取り除いて欲しい道民です(笑)