今NHKで、カウベルトという方法が紹介されていました。

 猿やいのししに農作物を食われないようにするためのアイディアだそうです。

 野生動物が住んでいる山と畑の間に牛を放牧するのだそうです。すると、

彼らが身を隠すのに都合がいい藪やくさむらが、牛が毎日何十kgという量の草を食べてくれるので、姿を消す、牛自体も怖い、というわけで、彼らが近づけなくなるのだそうです。

 おまけに、映された二頭のうちの一頭は妊娠中。ずっと牛舎に閉じ込められているより運動するので、健康なお産ができるらしい。

 こんな牛のお母さんから、牛をそうして飼っている人がごめんね、と言ってちょっとだけピンはねして牛乳を分けてもらう、その程度以上の牛乳を得るために、間断なく妊娠させて、あるいはホルモンを与えて無理やり出させて、脂肪を増やすために草でなくコーンを食わせて・・・という酪農の現在のあり方は異常・・・どうしても飲みたいなら牛を飼っている人のところに交通費をかけて出かけて分けてもらうべきだ・・・と思いながら、なかなか牛乳をやめられないでいます。洗舌は怖い、怖い。

 猿さんやいのししさんが何とか他の食べ物をさがせることを祈ろう。