ガリュさんに書名をおしえていただいて日が経つのに、買わない
ままになっている広瀬隆さんの『持丸長者』、内容を紹介している
ブログ 「散歩の変人」さん 
http://sabasaba13.exblog.jp/9012425/
を発見したので、
特にこれは!とおもった部分を::::マーク以下に転載させて
いただきます。
 ここのところ風力発電が周辺に住む人にひどく害を与えている
と聞くことが多かったのですが、以下の記述によると、原発をや
めるだけでなく、風力発電をしなくてもいいらしい。
    ::::::::::::::::::::::
わが国のエネルギーは、電力会社のほかにも生産可能である。
東京ガス、大阪ガス、新日本製鉄、JFE(日本鋼管+川崎製
鉄)、神戸製鋼所、住友金属産業、NTT、トヨタ、太平洋セ
メント、住友大阪セメント、新日本石油、出光興産などの大手
企業は、独立系発電事業者と呼ばれ、これらの企業が保有する
発電設備は、自社内用の発電ではなく、社外に売電可能な設備
である。電気事業審議会の九七年の中間報告によれば、九九年
の電気事業法改正後の独立系発電事業者の潜在発電能力(外部へ
の売電可能な能力)は最大で五二〇〇万キロワットに達すると
報告された。これは、二〇〇七年現在の原子炉五五基の全出力
五〇〇〇万キロワット弱を上回るものである。原発から撤退し
ても、なんら日本経済に影響を与えない。
発電、さらには次世代の燃料電池など、安全で発電

 現在では、太陽光発電、マイクロガスタービン、コンバイン

ドサイクル

効率にすぐれ、クリーンな技術が次々と開発され、実用化され

る時代である。

五一年に九電力が発足した当時は、火力発電の熱を電気に変

換するエネルギー効率はわずか一九%だったが、現在の最新鋭

ガスコンバインドサイクル発電では五〇%にも達しているのだ。

すでに家庭用の燃料電池も、都市ガスを使うタイプを荏原バラ

ード(荏原製作所の子会社)と松下電器産業が製品化して東京

ガスが販売に踏み切り、プロパンガスまたは灯油を使うタイプ

を新日本石油が販売開始した。燃料電池で問題になるコストは、

現在原子力に投入されている巨額の国家予算を開発初期の補助

金としてまわせば、すぐに実用化できるところまで達している。

それをしない政治家と経済産業省が大馬鹿なだけである。